そり

明日からは気温が上がるらしいので、気温が低い今日の午前中に、おそらく今季最後になると思われる雪山にゆっくり入ろうと思っていました。ところが昨夜も雪は降り止まず、今朝は村の市道の除雪機のオペレーター当番で出動しなければならなくなりました。仕方ありません。

e0114922_15431960.jpg


7時に出動して9時に帰宅。朝食をとって犬を散歩させて薪割りをして、その後、慌ただしいながらも鹿のストーキングぐらいは出来る時間がありましたが、何故か気分が乗らず。買物に出かける予定だった配偶者も、なんだか出るのが面倒になってきたとの事。これはおそらく気圧か何かだろう、こういう日は大人しく家にいた方が良いということになりました。
しかし、そういえば配偶者は今年スキーに行きたがっていたのですが、結局連れて行ってあげられなかったので、家の裏で、そり遊びをすることになりました。


[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-11 15:44

e0114922_1725545.jpg


雪山歩きは、明日いっぱいと明後日の気温が上がるまでが今季の最後の様に思います。爆弾低気圧の時の雪が、ある程度固まった上に昨夜からの新雪。昨日は雪崩とビチャビチャの雪が嫌で出歩きませんでしたが、明日明後日の下見と、結局昨シーズン、今シーズンと、まともな出番の無い登山用スノーシュー、ATLAS ASPECT-28を使いたくて、林道を歩きました。
しかしやはり、相当踏み固められたトレイルを重装備で行くのでない限り、アスペクトの28は過剰ですね。私の場合はトレイルが無いところを歩く訳なので、極端な話、アマゾンで5千円ぐらいで売っているドッペルゲンガーの女性用ぐらいが一番良い様に思います。アスペクトは肉の回収時、30kg以上をアルミ背負子に載せて帰る時ぐらいでしょうか。しかしそれも村近くの里山でやる分には必要無さそう。ヒモを取り替えたスーパーカンジキが一番良さそうです。しかしプラスチックだからか音が大きいので、来季はワカンをワンタッチ着脱出来る様にヒモを工夫して使ってみたいです。また、通常ワカンは爪を取り付けるのですが、正直あれも不要かな、、、急斜面は登りも下りも蹴り込んで歩くので。長靴も滑り止めスパイクの無いコメリ長靴が合っているぐらいなので。
滑り止めが無い靴の場合、代わりに手をよく使うので、あると便利なのが杖。雪の中だと手が濡れなくて済むし、ドライな山だと手が泥で汚れなくて済みます。また、登りが楽になるのはもちろん、下りも安全になるし、何より雪山を歩く時に凹みを確認出来ますし、足跡に被った雪をチョッチョッチョとよけて何の足跡か確認するのにも役立ちます。家に転がっていたナナカマドの枝を使っています。
ところで、やはり昨日雪崩れた跡を沢山見ました。



動画は、由紀の薪割り。割っている樹は私でも音を上げる中途半端に乾燥したシロダモ。径30cmぐらいのも嬉々として割っています。さすが、ハンドボール兵庫県選抜選手だっただけのことはあります。正直、薪割りは由紀の方が上手いかも。斧はアメリカからわざわざ取り寄せた、由紀専用FISKARS X27。
[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-10 17:05

愉悦

静的射撃は、いかに身体の力を抜いて身体を静止させるかなので、最近の練習中には、ヨガと同じ精神状態が時々見えてきました。瞑想状態ですが、完全な空ではなく、視神経が思考を経ずに右手人指し指の運動に繋がる事があります。無私の射とはこれでしょうか。だとすると、全く難しい事でも日本人だけが体得出来るような精神性でも無いように思います。
瞑想状態に繋がった事で、練習中の心持ちが徐々に内的静止や禁欲等から、愉悦、幸福感へと変移していくのを「感じている時がある様です」。変な言い方ですが、そうとしか今は言えません。その時にそれを感じ取っているようにも思うし、後から感じていたと思い返す様にも思えるのです。
私は今まで、禁欲的な内的静止が空に繋がるのだと考え、その為の鍛練を欠かしませんでしたが、やればやるほど、雲を探すのに水溜まりを覗き込むような心持ちを得る事が多かったのです。しかし愉悦が練習に繋がった時に、確かに鍵を得た思いがありました。
でもそうなると困ったことに、静的射撃の練習ということでいえば、その対価と練習とに私的な矛盾を感じ始めています。このまま進んでいくと、競技射撃から離れて私的追究を極める道に入ることになりそうです。どちらも時には同じ顔を見せたり表裏一体だったりするので、選びがたいし、そもそもどちらかを選ぶ必要があるのかも分かりません。こういう分岐が精神修養を重んじれば果たして皆に顕れるものなのか、先達に聞いてみたく思いますが。
[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-09 09:23

無題

重く湿った雪を除けながら、「この習慣は嫌いではない」と思います。門と玄関と車庫前と裏口への通路とごみステーション前とで30分ほど。雪国に住みたかったのです。ここでの4度目の冬。むしろ、もっと北の知り合いたちの降雪量を羨ましくさえ思います。
そんな私でさえ、一度暖かくなった後のこの大雪は精神に厳しく、山を歩いている時や射撃の練習中そして仕事中以外の、ふと気を抜いた時は妙に気分が落ち込んで、昨日は辛い一日でした。
鹿達にとっても春の兆しの見えてきた時期の大雪が一番厳しいらしく、もうすぐそこまで来ている芽吹きを待てずに動かなくなる者もいます。もっとも今年は、一昨年その前との大雪で対処を覚えたのか、暖かく根雪もなかったからか、彼らの身体にも余裕が見られます。
しかし、こういう時期に居る場所は限られるので、相手の習性や弱みを利用する猟の立場から言うと、都合の良い時期です。

獲る事が目的の猟ではなく、必要な皮と肉さえ得られたら良いので、出来るだけこの時期はそっとしています。それでも支障無い場所は毎日歩いているので、私の歩いた轍を、夜中のうちに鹿や猪、その他の動物が利用しているのを見ると、笑みがこぼれます。
大概、こちらが「さあ、山に行こう」と思うタイミングと、先方が出歩くタイミングは気象条件上一致しているので、行き帰り同じ道を辿る時など、行きしな、新雪を掻き分けて歩いた轍を、僅か1時間ほど後の帰路に見ていると、もう鹿達が利用していたりします。
出来るだけ、相手にとって万全な時期に、ちょっと油断した者を獲る様にしています。情という側面が第一ですが、そういった時期の皮が一番良いからです。
ところで古今東西の歴史を繰るまでもなく、こういう情を持つと生きにくいものの様です。しかし人の変節を見ていて、それを許しながらも、そこに醜悪を感じるのが素直な自分であり、変えようがありません。

関係あるかどうか分かりませんが、写楽が実在かどうか、写楽という人がいなかったからという理由で作品を嫌いになる人も珍しいと思います。また、100%尊敬できる人が生み出した作品以外が駄作であるのなら、ほとんどの芸術作品は私には駄作です。人間性は作品に出ますから出来るだけ自分に正しく生きておりますが、一方では、自分の人間性で作品を判断して欲しくないと、作家になった最初から思っています。
[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-08 11:29

リベンジ

野生肉が苦手だった配偶者が、「よく考えたけど、やっぱし鹿とか猪とかの肉が良いかも」と言い出しました。不思議に思って聞いてみると、とある動物愛護関連のウェブサイトを見たのだということです。フォアグラとか考えられないとのこと。
確かにフォアグラはともかく、珍妙な味に凝れば凝る程、道徳的に考えるところが増える様にも思います。しかし私は逆に畜産は否定しません。むしろ存在する以上利用すべきと思いますし、私には出来ない事をして下さっている方々の尊さを思わない日はありません。もちろん、私がこの肉体を維持する糧となってくれたものに対しても。

難しい話はともかく、それだったらというので、さっそく猪を獲りに行ってきました。これで当分の間、我が家の豚肉は猪肉になりました。これ以上獲るかどうかは配偶者次第です。おそらく、すぐに「やっぱり豚がいいね〜」と言う様になると思うので。

e0114922_13225867.jpg

e0114922_13231421.jpg

e0114922_13232489.jpg

[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-06 13:23

唐々鍋

鹿も食べ物の少ないのを耐えている時ですし、また、食べ物の事を言うのは行儀悪いとも躾けられました。そういえば、海外の友達が食べ物の写真をアップしたのを見た事がありません。

配偶者の出身である播州に、唐々鍋という辛い鍋があります。結婚するまでは配偶者と本当によく行きました。私の個人的な好物は、都という店の立ち食いソバなのですが(もう阪急三ノ宮の西口の店しかないかも)、唐々鍋は二人の思い出の味です。

昨日、買物に出かけた配偶者が、出石のゴダイ薬局で、その唐々鍋の素というスープを見付けて買って来ました。我々が付き合っていたのは、仕事的には最も不遇だった頃だったので、相当頑張ってお金を作って、これを食べに行っていました。久々の味は、その時のとても些細な事と配偶者の笑顔とを思い出させてくれました。行き帰りの道の暗さとか、高砂駅で電車を待つ時の白い吐息とか、コートのポケットの中で繋いだ手とか。

明けて本日は今季一番の積雪。レディーと山へ。人でも膝まで埋まるぐらいなので、それほど走らないだろうと思いきや、一山越してもまだまだ止まらない。


[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-05 15:36

春の気配に

昨日は、土曜日に山で落とした銃袋を拾いに行く予定でしたが、今一つ気分が重かったので、外仕事もやめてモカシンへのビーズに打ち込みました。正解だった様で、今日はすっきりとしています。気圧なのか気候なのか、それとも単純に体調なのか分かりません。配偶者には、「昨日は春の気配で鬱々としていたね」と言われました。確かに私は、寒かろうが雪かきの手間が増えようが冬が好きです。生きている実感を強く感じます。配偶者は冬が大の苦手です。
いずれにしても、昨日と今日の気温差を考えると、そういうものを身体が感じられる様になってきているのは、山に住む上では良い事にも思います。

工房籠りは滅多に無いので、この機会を捉えて、不満だった予備のGPSの地図についても考えました。AEGでの購入時に220はマイクロSDに日本全土のマップデータが入っています。しかしこれは等高線が20m刻みなのが決定的な不満でした。320に比べて最大で30mほど測位が狂う時がありますが、320でも僅かな誤差は元から計算に入れていますし、自分で確認出来ない様な悪条件下で歩くことは無いので、これは私には不満ではありません。
日本でアストロを買う際には、ほとんどの方がAEGかもう一件、関東の個人の方から購入されていると思います。問い合わせると、AEGの320用の地図は220には使えない(一部機能が使えないという意味では無いらしい)そうです。もう一件の所も220用に森林帯色分け地図を顧客に配布している様ですが、20m等高線の様です。
そうなると市販のガーミン用の地図ということになり、UUDとTKAと、いどんなっぷ、gsijnxを使った国土地理院1/25000のインストール、TOPO10M.V2の中から私の条件(コンピューターが古いMac、予備なのでそれほどお金をかける気が無い、出来る限り国土地理院1/25000に近いデーター)に照らし合わせて、いどんなっぷを選択しました。非常に快適に動作しております。
[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-04 16:43

そば会

昨日今日の陽気で、鳥も春の声になりました。今日は村の「ソバ会」がありました。レクリエーションとして村でソバを育てて、毎年この時期に皆でソバを打って食べます。去年は工房の前の田んぼが村のソバ畑でした。毎日成長を見守っておりましたので、練ったり伸ばしたり切ったりしながら、殊更に感慨深いものがありました。

e0114922_20525819.jpg

[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-02 20:56

ときめき

今日は猟仲間達が来てくれました。妙に暑くて白っぽい空気だったので、尾根を歩くのが得策と見当をつけ、2つ下の村からうちの村までの稜線を歩きました。この稜線ですが、聞いたところでは今まで隣村の人から猟師達にいたるまで迷わなかった人はいないと聞いていた山です。私は今まで自分の村しか入ったことが無かったので、その稜線も初でしたし、村外も初めての経験でした。
自分の現在地を探す必要が無いため、 GPSは非常に便利で、最近では好んで使用しています。しかし少し前にそれでも予定していた所に降りなかった事があり、原因を探ると、細部に気をとられて全体の流れを意識することが少なくなってしまっていたことに気付きました。そこで今回は1/25000地形図とシルバのコンパスも併用してバランスに気を配りました。結果的に願ったコースを踏まえられただけでなく、大きな範囲の中で自分の所在を確認する事が出来ました。実際の山並みもよく見れていた様に思います。
しかし老眼が相当に進んでしまって、去年の有害鳥獣捕獲活動では不自由なく見ることが出来ていた1/25000地形図が、位置によってはコンパスに付いているルーペを使わないと確認出来なくなってきました。
実は、近頃では13号ビーズが非常に見えづらくなってきています。老眼鏡やルーペも選択肢に入れるべきなのですが、GPSと一緒で、視野が狭まって、全体の流れを捉えられなくなってしまうのではと躊躇しています。

GPSと言えば、現在所有しているモデルの、ひとつ前のモデルのデッドストックの売り込みがあり、前から予備を持ちたかったので購入しました。所有していたモデルですら最新の登山用とは比較できないほどなのに、それの更に旧タイプ。不便な事が多いのですが、しかし、どういう訳か、カメラでも何でも、何世代か前のものの方がときめきます。昔にシンセサイザーをやっていた頃に、DX7という最新機種を持っていたにも関わらず、ポリ6とかモノポリという1世代前のものに惹かれたものでした。
[PR]
# by oglala-beads | 2014-02-01 23:29

反芻

前回の失敗は、仲間には申し訳ありませんでしたが、経験に値するものとなりました。
練習時間を捻出するために、生活全般を見直す事にも繋がりました。一度失敗の原因と対処を総括することで更にその深層が見え、そこでまた総括することで次の深層が見えてきます。
私の利き目は左で、本来ならレフトハンド用の鉄砲を使うべきなのですが、購入時にこそ必要だったそういう知識に乏しかった為に、現在でも右用の鉄砲を使い続けています。何かと不便が出てきた事で気付いたのですが、法的に買い換えは容易では無いので、自分の利き目を変える努力をしました。努力が実って、至難とも言われるそれを達成出来たのですが、完全ではなかった様で、戻ってしまっていたことに気付きませんでした。
スナップショットの際にこれでは不利です。本来なら、両目で見ているところに鉄砲を持ち上げてきて、構えた時には見ていた所辺りに照準がある必要があるのに、左目で見ていたものを右目に切り替える作業が必要な為に、照準に浮かび上がっているのがどこなのか、一瞬分からなくなっていました。また、前回はギリギリまで引き付けて撃とうとした為に、スコープの中で追い続けた事、その際に左目に利き目が移っていることを身体は知っていた様で、左目をつぶってしまっていた様です。記憶を反芻してゆく上で気付きました。引き付けるなら、寸前まで構えずにいるべきでした。しかしそれも、下の努力を満たしていればの話ですが。
私は左目視野を確保するためと、銃身を交換しても照準が狂わないようにするために、リブにピストル用のスコープを取り付けるという極めて変則的な事をしています。これはジェフ・クーパー氏のブッシュガンを模倣したのですが、理論的には一番私の求める利に叶っています。しかしながら、上で述べた様な、利き目の問題、そして見ているところに映像を途切れさせずに照準を持ってくる努力とが不可欠であったことを、改めて思い知らされました。この努力無くしては己が望む利を引き出せるどころか、非常に使いこなしの難しい照準器であることに気付かされました。つまり、全ては己の慢心が原因ということです。
更にはその上で、ピストルスコープは目との距離も非常に重要であることを知りました。左目視界を優先し過ぎるとスコープ視野を狭くしがちですが、そうすると必死で獲物を両目で見ている時には、スコープが上がってきても左目を優先してしまう事が分かりました。これが利き目の逆転に繋がってしまった様です。
そこで早速、朝一番に射撃場に行き、スコープの前後位置を調整しました。
サイト合わせのたった3発(1発は調整前で枠外)でしたが、素晴らしい精度の銃です。50mであれば、スラッグ射撃専用銃やサボット銃の出る幕はありません。しっかりしたレストと、中心の分かりやすい的紙を使えば、例え2倍率のピストルスコープであっても、通常5発以内なら的紙にはひとつの大きな穴しか開きません。

e0114922_13375166.jpg

[PR]
# by oglala-beads | 2014-01-31 13:37