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年の暮れによせて

例えは悪いと思いますが、僕の仕事はパン屋さんで例えると、決して大々的では無く結果的に、無添加・低カロリーで麦は自家製にせざるを得なかった店、といった感じかと思います。時にはお客さんに合わせてカロリー計算して作ったりします。

今年は、直接オーダーを下さるお客さんが増え、結果として相手の顔が伺える制作が増えました。小物から順々に信頼関係を築いてゆき、盤石の信頼関係の上に本当に欲しかったものをオーダー下さった方もいらっしゃいました。
本当は、こういった制作が一番自分のやり方に合っているのだろうと思います。
例えば、今年のクリスマスに配偶者から自分に似合うブレスレットを作って欲しいと頼まれました。彼女には直線的なブレスが似合わない様に感じていたので、うちのラインナップには無いし自分でもやったこともなく、また古今東西見た事の無いものながら、直感だけを頼りに制作しました。結果的に配偶者の純正パーツの様なものが仕上がりました。100%その人のアクセサリーを作る事が出来た時が、一番の自分の幸せの様に思います。

ひとつのかたちとしては、何か一つのものをオーダーするために、朝に工房に来て頂く。直接話をして煮詰めてゆき、そのまま工房に留まって(もしくは付近を観光して頂いて)完成を待って頂く。ものによっては、今ある既製品が一番似合う可能性もあるだろうし、完全にオーダーメイドになる可能性もある。それなりの予算も時間も覚悟して頂かなくてはならないけど、盤石の信頼関係の上でなら、僕はその期待にこたえる自信があります。
来年以降、そういった制作のスタイルが増えてくれる事を念願する次第です。

また先日、オシャレが趣味の様な義妹が、たまたま知り合った、曰く「非常にオシャレな人」と話をしていたらオグララの事をよくご存知の方だったらしく、あらためてお姉ちゃん達凄いんだなあと思ったそうです。義兄としてはとても有り難い話でした。
うちは雑誌等のメディアにも出ていませんし、細々と、横や店員からの口コミ等で何とか生活させて頂いております。こういった評価を頂けるのを聞くと、時に自分を疑問を思う事があっても、自分が自分自身で良かったなあと思いますし、それを貫いてゆく自信にもなります。また逆に居住まいを正してより一層精進しなければと自分を戒める声にもなります。

来年は、これまで以上に、より一層、オグララを信頼して下さっている方のための制作と活動を心がけて参りたいと思います。支えて下さった一人一人の皆様に心からのお礼を申し上げます。また、どうか来年も引き続きお引き立て賜われます様、伏してお願い申し上げます。みなさま、どうかよいお年を。
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by oglala-beads | 2012-12-29 01:12