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Joe

FUNNY IKSPIARI向け商品を発送いたしました。詳しくは作業日誌にてご確認下さい。


「野鳥というものは、人を怖がってなんぼだと思うぞ」

さっきから肩にとまって、チェーンソーで薪を切っているのを見ている、ジョウビタキのジョーに話しかける。

「そんなんやったら、写真撮らせてくれるわな?よしよし、カメラとってくるから、待ってろ」

野鳥は、ほとんどがカメラが嫌いだ。
実に嫌そうな、警戒した顔で写る。
上手いプロとか、遠隔操作のカメラだと違う様に写るが、撮り手と対象との関係が分かる写真にはならない。
それが嫌で、野鳥に対しては、話しかけるのみの関係になった。

「ほらほら、カメラ持ってきたぞ。これで写真を撮らせてくれ。ほれ、さっきみたいに近くに来い」

やっぱりカメラは苦手みたいだ。1メートルぐらいまで寄って来るのが、やっとだ。

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ここに越して、8ヶ月ほどが経つか。


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by oglala-beads | 2011-01-20 18:35

村のハンターさん

昨日、栃木県naps!分と岩手県little wings分を出荷しました。内容は作業日誌にてご確認下さい。

年末からの大雪がとけず、根雪のかさがたかくなってきている。麓から撃ち上げて仕留めても、回収にはカンジキが必需品になった。
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雪国にあこがれていた僕らにとっては毎日が楽しくて仕方ないのだけど、野生動物はさぞ難儀している事だろう。里に定着していたイノシシを5頭獲ったが、こちらが辛くて落ち込んでしまう程に、皆やせ細っている。

対する鹿は、うちの村には比較的少ないこともあって、各自が結構肥えているし、食草もまだまだ豊富に生えている。
ただ、行動はだいぶ制限されている様なので、どのグループが何時にどこにいるかを掌握出来てしまっている。
しかしながら、鹿はもう既に10頭以上を仕留めているので、フリーザーもいっぱいだし、もう余程のものでない限り撃たずに観察している。里に定着して農作物に執着する鹿が去年は出ず、従って被害もほとんど無かった様なので、無理に駆除する必要も無いだろう。
それで彼らも危険はないと学習してしまったのか、最近は僕を見ても全然逃げない。コロがいくら吠えても平然としている。苦労して一匹一匹を観察して個体管理をしているのに、ヨソのハンターに獲られるのもシャクなので、人は怖いんだ、というのを学習させようとしているのだけど、手を叩こうが指笛を吹こうが、何をしようが効果が無い。脅しに鉄砲を鳴らそうかと思うが、今期今のところ、一撃必殺、つまり「撃った数=捕獲数」を維持しているので、そういうのに弾を使うのも悩ましい。ロケット花火でも買おうかと思う。

鹿はそんな具合なのだけど、まわりの動物達は僕を「村のハンターさん」だと認めてくれている様で、特に分かりやすいのは鳥。僕が鉄砲を持って家を出ると、トビ二羽とカラス達がずっとまわりを飛んでいる。挙げ句、「ここに獲物おるで」と教えてくれる。無視しているとひときわ大きく騒ぐので、人に聞こえないところで「やかましい!だっとれ!」と怒る。
驚いたのはカケスで、解体している僕の背中にとまって、解体状況を見ている。「こいつ、肉食だったけな・・・」と考えながら、ちょっと笑えて仕方ない。

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by oglala-beads | 2011-01-15 19:24

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
どうか今年も変わらぬご愛顧の程、お願い申し上げます。

迎えましたる今年は、後厄。配偶者はなんと前厄。
前途多難ではありますが、頑張って参ります。
昨年は、これでもか、というぐらいにお金に恵まれない年でしたので、お金に恵まれたいというのが今年の希望です。
また去年は、これぞまさに本厄、というぐらい体調が最悪で、年末ついに猟に無期限のドクターストップがかかってしまいました。
一発で仕留めたら猟は楽だから大丈夫と考えていましたが、年の暮れについに半矢をやってしまい(50mほど先で死んでいたので通常は半矢とは言わないと思いますが)、今後の自分について、色々と考えるキッカケになりました。
鞣しも、猟以上に過酷な側面があるので、今後のテクニック等、やり方についても見つめ直す必要があるかもしれません。


迎えた新年、ここ峠の村は大雪でした。
とはいっても、年始の二日までは神戸の家にいたので、今年の峠の我が家での第一日目は、駐車場の入り口と家の門扉を、1時間かけて雪の中から掘り出すことから始まりました。
続く3日、4日は感冒でダウン。神戸でもらってきたのでしょう。
もっとも、村を荒し回っていたイノシシが、雪に追われて昼でもうろついていたので、感冒どころではありませんでした。
里を荒らしていたとはいえ、秋に産まれたばかりなのに親に見切られた幼いイノシシの兄弟が、ガリガリに痩せ細って頭だけ隠して震えている姿は、鉄砲よりも、彼らの好物を思いだしてしまいます。今日、その姉妹を肉食動物が餌場にしている場所の、柚の樹の下に横たえました。彼らの姿を今夜の雪が埋めるのが早いか、飢えた他の動物が気付いてくれるのが早いか。


ウグイスが工房の窓に激突。幸い骨は大丈夫の様だったので、温めた手のひらで抱き、しばらくなぜていると回復してくれました。無事、植え込みの中へ飛んで行きました。
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by oglala-beads | 2011-01-05 19:36