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コロの子供が欲しい人!

夜明けが大分早くなったので、朝方の散歩を数週間前から5時半に早めた。でも更に5時に早めても良いぐらい。


その朝の散歩中、スピッツ協会の兵庫県支部(現在は大阪支部に吸収)の前支部長さんに声をかけられた。まあ、何という出会いだろう。同じ町内というだけでも凄いのに、こんな早朝に、こんな方と出会うなんて。
コロの子供を残したかったので、繁殖会等の話を聞く。コロが喜ぶならお嫁さんを迎えても良いと思う。色々な犬舎の資料を見せて頂いて、お嫁さんにもらうならここからというところも見つけた。
ただ、その場合は子犬の引き取り手を確保しておかないといけない。

ということで、コロの子供を欲しい方、いませんか?条件は、屋内で家族として幸せに育てて下さる方。
コロは本当に大切に、幸せに育てられているのが分かると、その方だけでなく沢山の方から言われます。賢くてスピッツの中でも良い顔をしていると太鼓判をプロからも押して頂けました。家族以外にはあまり心を許しませんが、穏やかで優しく責任感に溢れ、いざと言う時には身を挺して家族を守ろうとする義侠心を持っています。コンテストに出す事も勧めて頂けました。先日の血液検査でも健康の太鼓判を押して頂けただけでなく、運動量が多いので人間でいうと体脂肪率が1ケタ代。しかもかなりのマッチョです。

といってもお嫁さんを子犬の状態でもらってからの話なので、実際に子犬を渡せるのは数年先の話になります。なのでその時に事情が変わって引き取れなくなることもあると思うけど、とりあえず興味があるという方は連絡頂けたら嬉しいです。
ちなみに子犬は通常3〜4頭。多くても5頭だそうで、その内の一頭(オス)をうちに残しておこうと考えています。

コロの写真はコロコロスピッツ(ブログ)にてご覧下さい。去年春頃までは生まれつきの涙焼けがありましたが、それぐらいから徐々に無くなって、今は殆どありません。


さて、そのコロ。先日、峠の我が家で始めて日没を迎えた折り、一階の掘りごたつでボ〜っとしていると、二階を多分ハクビシンが走り回る音がした。普段だったらもの凄く吠えるコロが吠えないので見ると、「なぁ、言うたやろ?この家、なにかおるんやって」という顔で配偶者と僕をフンって流し目で見ていたので笑ってしまった。実は家を見に来た時から、コロが何かをしきりと訴えて来ていたのだ。ハクビシンの事を言っているんだと分かっていたのだけど「ムカデ喰ってくれるかもしれんから、ほっとき」言ってたのが不満だったのだろう。あの得意そうな顔・・・あまりに可笑しくて、あれは多分死ぬまで忘れないと思う。
コロが居て、配偶者が居て、3人が非常に強い絆で結ばれている。
残念ながら子供にはなかなか恵まれないが、今が僕の一生の一番幸せな時期かもしれないなと思う。


峠の我が家のネット環境はeo光以外選択肢が無いので、光電話と抱き合わせで契約。NTTの電話加入権は休止にしたけど、勿体ない話だ。
テレビは元から見ないけど災害時の情報の為に、村の有線に加入することにした。


車社会である為、高齢者ドライバーが多い上に、他地区に比べて平均車速が速く、おまけに対向車線にはみだして避けようとしない人が多い。これまでで数回ヒヤっとさせられたので、万が一の時の為にドライブ・レコーダーを装着。
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by oglala-beads | 2010-04-30 15:54

邂逅

昨日、作業日誌を更新しました。new dealに商品を出荷しました。本日到着予定です。

どうもゴザビョーを亡くした事で多くの人にご心配をおかけしてしまったようで、申し訳ないです。
本音をいうと、時がどれだけ過ぎてもその影響を取り去る事は出来ないと思いますが、喪失感からは完全では無いにしても、日常生活では立ち直っております。


昨日は新居へ。
行き道に、猟隊の後輩M君がくれた洗濯機を回収するために姫路を経由。加古川バイパスから凄い渋滞に捕まる。無事洗濯機を積み込んで近道を通ると、途中から通行止めになっていて、渋滞との合計で4時間の純粋なロス。朝早く出たのに最終的に「峠の我が家」に着いたのは昼の2時を過ぎていた。
補修してゆく場所の確認を終わらせて、タケノコを取りに裏山に。入る前に隣保の人に「今年はシシに喰われて全滅しとる思う」と言われていたが、確かに全く発見出来ず。ただあまり堀跡も無かったので自分が見つけられないだけかとも思ったが、それにしては顔を出しているものも皆無だった。
裏山は尾根が傾斜が急で谷は緩いのだが、谷全体が間伐された竹と木で埋め尽くされていて猟師の僕でも難儀した。おまけに恐らく跡から見て鹿だと思うが、一歩歩く度に回りをゴソゴソ動く音がするので、鉄砲を持っていない今の時期は鉈を持ってないと怖い。

近所への挨拶は、区長との面談の際に隣近所3件との事だったが、「隣保全体回らないとまずいんじゃない?」と思ったものの、区長の顔を立てる方を今回は選択し、前回行った時までに隣近所3件+隣保外の近所への挨拶を済ませておいた。
ところが他の隣保から「私のところへは来てくれなかった」と不満が出ている事を大家さんに聞き、隣保全員のところに行く事にした。隣保6件のうち3件は既に行ったので、残り3件に行く。2件は挨拶出来たが残り一件が留守。和菓子を選んでいたので困った。こういう場合は洗剤等の方が良いらしい。「ノシは付けるまでも無いか」と思っていたが、ノシを付ける事で名前を覚えてもらえるという利点があるらしい。
隣保への挨拶に回る事で、村の空気が段々分かって来た。大きな道から谷(袋小路)に入って集落が広がる作りの他の大多数の村と違い、大きな道沿いに家が点在しているので、割合フランクな土地柄を予測していて、それは当たらずとも遠からずというか、例えるとハリウッド映画等の冒険もので、物陰に隠れてジっと見ていた村人が、何か一つのきっかけで数10年来の友人の様に笑顔で集って来る、ああいう雰囲気があった。
ただ、この峠の村は、思った以上にディープな里山の様だ。

村への挨拶の品物をどうしようかと悩んだ。全世帯でも16件なので、すべて回って良いのだが、それだと既に挨拶を済ませた隣近所が重複することになる。引越完了時に赤飯を持って全世帯回るのが良いかと、同じく区長との面談の際に相談したのだが、これは「村へ」ということで缶ビールを入れて欲しいとの事だったので、その様にした。350mlのケースの指定だった。

夜7時半から村のジョウ会(漢字が分からない)で挨拶するために集会所へ。これは月一回の村の集金を兼ねた次月の予定と先月の報告の会で、村の人達の楽しみでもあるらしく、6時半頃から近所は集会所に向かっていた様だ。7時15分に集会所に着くと、既に村の全員が集っていた。テレビ局からは撮影スタッフが3名、市役所からも定住促進室長の山下さん、係長の柳沢さん、そして前任の井上さんが来て下さっていた。定住促進事業の成約第一号とはいえ、これだけの人が動く事に身は引き締まったが、かわりに挨拶の言葉を考えることが頭から飛んでしまった。

ところで村に入るにあたって、「入村金」を入れて欲しいと言われていたので3万円を包んだ。この村では3〜5という金額に落ち着いた様だが、後の人の事も考えて最低額にしておいた。この入村金には最初、その存在自体に驚いたし、今後色々と物要りの中で痛かったが、よくよく考えると納得ゆくものなので気持ち良く払った。これは積み立てて来た村の財産を、新しく入村した人が等しく使う不公平感を埋める為のものと理解する。共有財産によって金額の多寡が決まると思われ、3〜5というのは不公平感の感情のみ埋める最低水準だと思われる。例えば村の公会堂などを区費のみで建設したばかりの地域などでは、その10倍もの入村金を要求された例もあり、これなどは感情のみならず実質的なものを埋める意味合いがあると思う。

市役所の方々と外で話している内に「挨拶に入って」と呼ばれる。僕ら夫婦の事については前回までのジョウ会で大体は紹介されていたらしいし、今回も呼ばれる寸前に区長から再度紹介があったらしい。言う言葉も全く考えが無いまま、ともかく名前と、ここに住む事になった由縁(僕らの場合市の定住促進事業)を説明した後、僕らの出身地を述べて、それに併せる形で「この場所のしきたり等を何一つ知らないので迷惑をかけるかもしれませんが」とご指導云々の定型文で締めくくった。
挨拶が終わった後、「この峠の村の総意として、盛大な拍手でお迎えいたします」と本当に盛大な拍手を頂いた。
ちょっと目頭が熱くなった。

市の方から室長の山下さんが挨拶を終えられて、僕ら一行が退席。
市の方達から「良い挨拶だったじゃないですか」とひやかされる。配偶者にも「今までのヒロのスピーチで一番良かったよ」と褒められる。
市の方から「区長も言っていた様に、若く都会の感性が入る事で地域にもまた新しい風が入るので、知恵を貸してやって下さい」と言われたが、その通りにやって反感を買ってしまった人を沢山見ているので「いや〜、余計なこと言わん様に気をつけて慎みます」というと井上さんがニヤニヤして「さすがですね」と言っていた。この人は、僕が無邪気で無く、相当現実的にこの村での暮らしを考えている事を良く知っているので本当にやりやすい。

豊岡の定住促進事業は軌道に乗り始めて来た様で、空き家紹介への問い合わせも増加してきた様子だ。その件で「新しく移住して来た人達のネットワークの構築を考えている。力を貸してほしい」と頼まれた。
力はいくらでも貸すが、ただ留学生などが外国で同国人どうしで固まって、留学先に溶け込もうとしないのが自分は嫌いなので「傷の舐め合いの付き合いなら遠慮します。そんな時間あったら地域に馴染む努力をした方が良い。ただ自分の今の経験を必要としている人に披露するぐらいであれば協力は惜しまない」旨伝える。

現在の家のテレビ取材と、引越時の取材を依頼される。快く引き受ける。

帰りは夜。予測はしていたが、峠の村外れの道路脇で牝鹿2頭が草を食んでいた。車を横に着けても警戒する形跡すら無し。
帰りの国道9号でも道路脇すぐで牝鹿2頭。これは60kmぐらいで走行中だったので驚いた。
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by oglala-beads | 2010-04-29 15:35

引越は業者さんに任せることに

有難い事に、引越の手伝いを志願してくれる人が数人居るので、業者を頼まないでやろうかと考えたが、その場合でも7万程かかることが分かった。
前にサカイ引越センターを利用して実家の引越をしたのだけど、とても良かった。
それで一応見積もりに来てもらったら、上記とあまり変わらない額を提示してくれた。
まったく値切らなかったのだけど、色々と幸運が重なっての事らしい。
「ヒロは話の持っていき方が上手い」と配偶者に言われた。でも本当に値切るどころか最初の出し値で既に「安いね〜安いね〜」と感心していたのだけど。

ということで引越はサカイに任せる事になった。
確か5月17日だったか。

配偶者は本日送別会へ。そういうのを開いてもらえる人望がちょっと羨ましい。

猟隊の後輩M君来宅。猫顔なので前日に「どらえもん」と言ってからかっていたら、”どらやき”ならぬ回転焼きをお土産に持って来てくれた。
なかなかシャレの分かる男だ。
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by oglala-beads | 2010-04-26 20:09

ーー

4月23日、結婚するまで一緒に寝ていた実家の猫が老衰で逝く。
もし生まれ変わるのであれば、出来る事ならその後の彼の人生も引き受けてやりたい。惨めな輪廻から彼が解脱することを祈った。仮に輪廻するなら、その一生の幸せを祈るばかりだが、もしかしたら数年後、自分が殺すムカデが彼かもしれないし、自分が撃つ鹿が彼かもしれない。

4月24日、2回目の銃検。去年に引き続き、「完璧です。これぐらい資料をまとめてくれると我々は言う事ないです」と褒められる。
発射した全ての弾の使用済みカートリッジ、実砲等管理帳簿、的紙、スコアカードはもとより、全ての猟の参加者名簿まで作成して持参。全発射弾の証拠を確認出来る様にした上で、スーツにネクタイを着用して行った。保管弾薬0。
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by oglala-beads | 2010-04-24 22:27

供養塔

new deal分のチェインの土台作成。
去年の11月22日だったかの、事故でもらってきた個体の角の、二本のうちの一本を今回で使い切ってしまった。1本で10個取れたら良い方か。それにしても密度の詰まった良い角だった。先年の山のドングリが豊作だった事が関係しているのだろうか。ただ、先年は角が不揃いだったりイビツな形のものをよく見た。袋角の時に鹿避けネットに引っ掛ける等で歪んだのだろうか。

今日は昼から頭の痛いのが無くなった。多分花粉だと思うのだが。昼以降、中層雲が出て、湿度が上昇したのと風が出たお陰だろうか。

大分スコープ付きの銃の重さに慣れて来た。最初は「ゲ!重い!」とライフルを使われている方には「なにを軟弱な」という状態だったのだけど、今では随分と軽く感じる。ただ、最大倍率にした際の4倍では、思ったところにピタっと止めるのはなかなか難しい(10倍以上を使われている方には笑われそうですが)。その日の体調によって随分と変わる。現在は1倍の時は3メートル先に刺した押しピンの中央に黒点を書いて、それを狙っている。4倍の時は50m弱先の山の木に直径2cmの目印を付けて、それを狙っている。
標的を見ながらも、目にはいつも鹿が見えているのだけど、猟期が終わって1ヶ月。駆除からも遠ざかっている今、よう仕事とはいえ、あんな可愛い生き物に鉄砲向けれるなあと自分で感心する。時々自分にゾっとする事もある。人任せにするか自分でするかの違いで革を使っている事に違いは無いし、嫌なことを人任せにしたくなかったから始めたのだから、徹底的に苦しむべきなんだろうな。
次の工房の裏山を、すべての動物が住み良い場所にするのが目標だけど、自分にとってのある意味供養塔なのかなと思う。そのために稼いだすべてを注ぎ込んで山を買うなんて、我ながら自分の商売って道楽なんかなと思ったりして複雑。

消防無線を聞いていると、ラコタの恩人がいつも警察無線を聞いていたのを思い出す。あの頃は「ハハハ」と笑ってたけど、情報が無い向こうでは必須だったんだなと今では思う。それが必要な場所に、自分もあと一ヶ月程で越すんだもんなあ。
・・・・ものすごく楽しみ!
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by oglala-beads | 2010-04-19 22:13

ikspiari店の商品を送る

お問い合わせ頂いておりました、関東の皆様、お待たせいたしました。funny ikspiari店へ本日商品を発送いたしました。発送商品に関しては、本日の作業日誌でご確認下さい。


明け方、消防車が近所に来て起きる。最初火事かと思ったが様子が違ったので寝る。こういう時に消防無線が聞けたら・・・と考えていて、手持ちの猟用の無線が広域なのを思い出して地域の消防周波数を調べると範囲内だった。それで今日は作業しながら一日消防無線を傍受していた。神戸ではあまり必要では無かったけど、但東に行くとこれは本気で必要になると思われるので欲しかったものの一つ。新たな機械を買わずに済んで良かった。
神戸が150.350で、兵庫共通が148.290。150.730が全国共通らしい。但東はこの148.290にセットしておいたら良いのだろうか。


買わずに済んだといえば、現住居の冷蔵庫を持って行って良いという話になった。金銭面は勿論だけど、結婚してからずっと僕らの食卓を見守ってくれていた様に思うので、一緒に行けるのは本当嬉しい。
これで目下買わなければならないのは、ムカデ忌避剤、大量のバルサン、簡単漆喰、丸ノコ(マキタのM562をコメリで買うことにした)、掛矢の小さいの(杭を打つのに要る)、その他ゴショゴショした木材等になった。
一番お金がかかるのは引越代ということになった。


起床した瞬間から、すごい目のショボショボ感と頭痛と眠気に悩まされる。今年の杉やヒノキの花粉は少なかったそうなのに、これは一体何だろう。ショウセイリュウトウとかいう漢方を呑んだが、殆ど効いていない様だ。


朝からものすごい快晴で、お陰で昨日今日で3つ目の熊がすっかり乾いてくれた。保存に入った。
今年は天候が不順だった様で、うちも鞣しでそのアオリを喰ってしまった。通常ならこの時期に数枚毛皮を仕上げられるのだけど。引越前に、約束していたタツさんの毛皮だけでも仕上げたい。連休ぐらい天気が安定してくれたら有難いのだが。
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by oglala-beads | 2010-04-18 19:27

某掲示板にて

「このブログのアクセス数がおかしい」とアシスタントに聞いてチェックすると、確かに昨日辺り普段より100以上アクセスが増えている。
個人がブログ等で紹介した場合、増えるアクセスは5程度。業者がウェブ等で紹介した場合で10程度。よほど見られている業者のウェブで大きく紹介された場合でも20増える程度。芸能人がブログ等で書いた時は、僕らがアクセスカウンターの異常に気付く前に電話やメールでの問い合わせが来るので今回はそれも違う。
通常、張られているリンクを押す人は1/10程度と思うので、それに照らすと今回の場合1000人以上が閲覧しているサイトということになる。しかも一気に伸びたのでやはりブログ形式か?
どこなんだ?と二人してモヤモヤしていたところ、諜報部員(「他に何も出来ないので・・・」と恩返しに諜報活動をしてくれている人が居る)から連絡が入る。
「ヒロさん、ブログのアクセス数上がってませんか?」
「そーそー。何でなん?」
「2ちゃんでリンクが貼られてます」
「ああ、2ちゃんねるか・・・なるほど」
「悪意あるものではなさそうです。貼った当人について調べましょうか?」
「いやあ、興味無い。何について書いとん?」
「佐渡でトキを殺したとされるテンが捕獲された件で、テンが可愛いから殺すなって嘆願電話が相次いでいるそうなんですよ。それについてのとこです」
「・・・あー!テンなめしてるから?」
「そうそう。ヒロさんとコロの写真にリンク貼られてますよ。特に反応無くてスルー状態」
ホッとする様な、寂しい様な。


アイオワ州でブレインタンをやっている、師匠のディキシーばあちゃんに「頑張って数年で一生分の革をなめしておこうかと考えているんだけど、ちょっと考え過ぎの終末思想かなあ?」とボヤいたら、「いやあ、それは良いアイディアだわ。あなたぐらい若い時期にそれに気付いてたらと思うわあ・・・私の歳になったら、もう一年で数枚なめせたら良い方」と言われる。ああ、そういう考え方もあるかと思いながら、そういう理由では無いんだけどとも思う。
ディキシー師匠ももう68歳。死ぬ前に遺言書に「ビーバーの革はヒロにあげる」と書いておく様に言っておこう。


ラコタの材料屋にビーズに関する懸念を直接聞いてみる。本当言うと、やっぱりラコタ族に少しでも利益が回る様な店で材料を調達したい。すると、今後はやっぱり全米的に販売されるチェコ・シードの色数が制限されてくるだろうことを、その店でも予見していた。ただアメリカの景気が持ち直してきたので、それも一時的な杞憂かもしれないとの注釈付き。とにかくラコタの作家や僕には少なくとも影響が無い様にすると胸を張っていた。頼もしい限りなのだが。

ともかくチェコのビーズ製造会社から直接ビーズを仕入れる目処だけは昨日立たせた。取引条件もまあ何とかクリア出来るレベルだ(1色につき最低30kg)。その際に「当社にとってアメリカのインディアン居留地は100年以上、シードビーズの最大の輸出先です」と聞いて感慨深かった。ボヘミア・ビーズが平原族にもたらされたのが1860年代。電話の相手は若い人だったが、まるで当時の生き証人から話を聞いているかの様な・・・・自分の知識が経験によって裏打ちされたかの様な・・・妙な安心感があった。どうかアメリカの景気が早く本格的に立ち直って、100年以上続いている、この伝統が途切れません様に。
その為に僕に出来る事は、精出してアメリカからビーズを仕入れる事!稼がにゃぁ・・・・
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by oglala-beads | 2010-04-17 17:08

危機感

思った革が入手出来なくなるかもしれない、という危機感から始まって、現在では自分で猟をして自分で鞣すという事になった革。「阿呆ちゃうか?」思う人も居るだろうけど、現実を知れば僕の選択が極めて現実的なものだったことに驚いてくれると思う。
元々はアメリカの個人が趣味でやっているブレイン・タンを恩師の紹介で購入していたのだが、突然に入手出来なくなった。仕方ないので他のタンナーの革をあたったが、有名なオレゴンのマット・リチャーズやダコタのラリー・ベリッツの革は、そのままではビーズに向かなかった。彼らにはブレインタンナーとしての誇りがあるので、ブレインタンとしてのベストを作り出すのが最善なのであって、それに手を入れる事の出来ない作家にとっては用を成さない。それを自分で手を加える事によって各々の作家の革になるのだが、そもそもそれが出来る人間にとって、他人の革を買うということが必要だろうか。
もちろん自分で猟をしたからといって安泰な訳では無く、思うに現在は有害鳥獣の鹿も、いつ保護獣に変化するか分からない。前に書いた通り、一生分の革を10年ほどかけて今の内に鞣してストックしておくといっても、誇大妄想というか終末思想というか、過剰な心配症というものには当たらないと思う。

さて、うちの場合、革と糸に関しては一生何とかする自信がある。近い将来にはブレインタンの販売も視野に入れているので、日本ではブレインタンの購入に困る人も居なくなると思う。絶対に必要とする人も少ないと思うし。
しかしビーズに関してはどうだろう。実は数年前からちょっとした懸念があって、杞憂に終わるかとも一時思った事が、最近になって再燃し始めて来た。一般的に現在アメリカからチェコ・シードを輸入して細工をして販売している日本人にとっては関係無い話なのだけど、ちょっとヘビーに使っている人にとっては「ああ、実は自分もボンヤリ不安に思っていた」と分かるんではないだろうか。今日はその為の前もっての措置の為に走り回った日だった。
おそらく、僕がこの仕事してる限りは、日本でチェコシードの購入に困るという事態にはならないと思います。
下手したら、居留地向けにビーズ材料を僕が卸すことになるかもしれない。数年前に「もしもの時にはそういうことが出来たら」という夢を書いたけど、何だか現実的な話になってきてゾっとしている。ともかく資金を貯めんと。
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by oglala-beads | 2010-04-16 17:29

引越の段取り

市役所の定住促進の柳沢さんから電話があって、色々と今後の打ち合わせをしている折り、最近空き家バンクへの問い合わせ等が増えたと聞いた。A2と、最近登録されたA13が決まりそうだとのこと。僕が契約したA8も、参考に外だけ見ておきたい、という人があったらしい。どうも人気が出て来ている様子。縁というのは大したもので、本当に良いタイミングで巡り会ったと思う。

縁の由縁だろうけど、まあ色々と落ち込んだり考えたりもあったものの、概ね良好に物事は進んでいる。落ち込んだりした事も、後から考えると僕らの為になることだったので、早いうちに体験しておいて良かった。その殆どが村との折衝や人付き合いの問題。
また、いつかまとめて書こうと思うけど、本当に対人・対村の関係にお金がかかる。

少し頭が痛かった工房の冬の暖房も、ダルマストーブ(薪ストーブ)が簡単に設置出来そうな目処が立ってホっとした。薪は山に入れば間伐材がいくらでも落ちているので、耐熱レンガ等での耐熱工事をしたところで(僕がするし)、おそらく対灯油で考えると一ヶ月もしないうちに元がとれそう。煙突の取り回し等の勉強をもっとする必要があるが。法的な基準を遵守して取り付けたい。

目下、家の補修でかかりそうな費用は、入居までの間は、防蟻・防腐剤にバルサンにムカデ忌避剤、丸ノコ。材料は多分間伐材等でなんとかなりそう。買い足すのはコンパネが3枚ほどとグラスウール数枚か。畳下の断熱材も考えていたのだが、ホットカーペットを数枚用意しようと思っているし、後からでも敷けるので今回は見送り。
結局一番大きな出費は冷蔵庫と引越代。幸い自ら手伝いを志願してくれている方が結構居るので(いや本当有難うございます。どうなるか分かりませんがお志感謝しております)、自分達で大体を運んで、大きなものだけプロを頼むという手もあるのだけど。

何にしても引越まで一ヶ月を切った(とはいえ具体的な日は決めていない)。商品製作を急ぎながら、片方で荷物詰めを進めていかなくては。
納品スケジュールは、連休までにfunny ikspiariとnew deal、そしてfunny imp。
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by oglala-beads | 2010-04-15 17:20

熊マップ

前に褒められたので作りにくくなるかなと思ったレイジーブレスのLだが、まったく影響なかった。
若干カナダのクリー辺りの色目に近くなっているが、あれは当時入手出来た色数の差だと思う。
ヴェネチアン・ビーズを使ったラインナップでは、使用する色数を制限してゆこうと思う。
最大8色、一つの作品につき、4色に収めたい。

熊の二回目の塩を解く。今回の二回目だけで30kgほどの塩を使った。
アメリカの友人達は「塩は安いからケチったら駄目!」と言うが、一回で30kgというと、最低2回で60kg。僕は多分関西だけの店だと思うけど、業務スーパーというオートバックス系列の食料品店で塩を40~50/kgで購入しているが、40円と考えても2400円。安いといえば安いが、正直脳を使えば卵代も要らないし、他でかからない分、塩に一番お金がかかっているので、鹿で使った塩なんかは再利用も考えている。つまり、一度使った塩を天日で干して乾かそう・・・ということも考えている。熊に使った塩は駄目。脂を吸っているから。

新居(よく熊が出るらしい)と、この前に熊を見たところと、猟の際に熊の足跡を見た場所を頭に入れて、周辺の地図を見て、熊が歩きそうな地形を辿ってみた。熊の移動範囲は広いらしいけれども、今回は新居中心に半径20km程度で見てみた。何カ所かで人家の近くに当たる場所があったので、その集落の名前をひかえておいて、「熊をよく見る」と聞く村の名前と照らし合わせると、ほとんどの地名が一致していた。なのでとりあえず熊の渡ってゆくコースは多分間違っていないと思う。あとは界隈の植生等を実際に見て歩いて、それを頭に入れた上でそれぞれの地形にとどまる時間を足跡等で拾って推定すれば、彼らの大体の行動パターンは読めて来るんではないかと思う。ただ、実際にそれをやるのは相当に怖い。少なくとも丸腰の一人ではやりたくないなあ。ただ、それが分かれば逆にニアミスせずに入れる場所とタイミングを大体掴める訳だから、結果的には安全になると思う。兵庫は熊の狩猟が禁止だから、この様な単純な推定でもある程度は当たるのではないだろうか。
それにしても、その熊の渡って行くコースだけど、ハイキングコースとかと重なっている箇所が多かった。今まで跡を見た僕の乏しい経験では、上手く林道とかを利用しているみたいなので、本当危ないなと思う。特に鉄鈷山とか登る人は気をつけた方が良いと思います(ただし鉄鈷山の場合、登り口だけしか見てないけど、登山者の入り口と熊の入り口とはものすごく微妙にずれていた。本当頭のいい人達だと舌を巻く位置だった)。
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by oglala-beads | 2010-04-14 19:43