<   2009年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

お詫び

この40年、歯医者以外の医者にかかった事の無い母が緊急入院した。症状を進行させない様にする施術があり、大した事は無いのだけど、3週間ほどの入院で、僕は実家泊まり込みということになった。
そういった事情で、なかなか普段通りの制作とペースにならず、それが納期に反映してしまわざるを得ません。
元より長引き気味の最近の納期のところを誠に申し訳ありませんが、どうかご了承頂けます様、よろしくお願い申しあげます。
[PR]
by oglala-beads | 2009-08-22 12:14 | お知らせ関連

困惑

little wings進行中。
new dealとwholの準備を平行。
個人注文分のデザイン。

予定していたドリームキャッチャー・イアリングスの写真は後日改めて作業日誌にて。

======================

僕の住む兵庫2区。
立候補者の政党。

公明党
幸福実現党
共産党
民主党

カレー味のウンコと、ウンコ味のカレー、どっちを食べる?に近いものがある。
e0114922_2063579.jpg

[PR]
by oglala-beads | 2009-08-19 20:08

ローライ

無駄話が多くて、仕事の肝心な事を伝えられていない気がする。読者は増え続けているから安心していたけど、肝心なお店サイドに伝わっていなければどうしようも無い。
ということで、仕事の関連とそれ以外を分けることにした。最初の枠内に仕事関連を入れるので、業者の方、そこだけでもチェックして貰えたら有り難いです。

====================

アシスタントの作品が進化した。重みが加わった。
面白いものだ。たった一日なのだが。
自信というのは、これほどに人を変えるものなのだろう。
明日にでも写真を撮って紹介したい。

現在little wings進行中。
革モノは明日で完成だが、ピアス系で少し手間取っている。
ゆっくり制作している分、全体にジックリ考えて作られているのが作品に出ている。
言い訳ではなく、本当に、このスタンスが大事なんだよな、と思う。
受注が多い時だからこそ、慣れない様に、常に新しい気持ちで制作にあたるのが必要だ。
ただ、言うは易いが、難しい心の勝負だ。
ランニングの最中、もう駄目だ、と思う時に、あと10m、あと20m・・・と伸ばして、自分の中の甘えを排除しようとしている。
もう歳だから無理せずに、と言われるが、どこかで無理しなければ人並み以上の事なんて出来ない。

革の端切れを調べていて、何個かturtle mini pouchとmedicine necklace pouchを作れるところを発見。それでも数個か。
早急に鞣しをしないといけないのだけど、その二つだけを作れば良い訳ではないので、しばらくは生産が止まる事になるかもしれない。まったく想定外の事だった。
近くにある女子大の生徒達が、首から似た様な、お守り袋の様なポーチを下げているのをよく見る。流行りなのだろうか。
ただ、沢山売れるのは良いのだが(?)、そういった感覚で買って行った人達が、その先に興味を持って、育っていってくれるだろうか?
これに関しては、ショップを、そしてお客さんと直接接する店員さん達を信じるしかない。
その為の研修なら、喜んでいつでも迎える準備が出来ている。
また、遠方で、それが出来ない人の為に、このブログは綴られている訳なのだが。

=============================
e0114922_20455788.jpg

この写真はネガ自体が真四角。二眼レフというフィルムカメラで撮ったもの。
この二眼レフカメラが僕は大好きだった。特によく使ったのがローライフレックス・オートマットのMXだったか、5型だったかと呼ばれていたもの。レンズはオプトン・ツァイスのテッサーの3.5。逆光に弱いとの評価だったが、フレアが出ても色とラインの芯の残り方が良くて、むしろ出そうとしてもフレアが出ないレンズより好きだ。
残念ながら不遇時代に泣く泣く手放したが、このカメラでもよく仕事をした。ある雑誌の紀行文を書く折りに、思い切って他のカメラを一切持たずにラコタに行ったこともある。戦後すぐぐらいに生産されたカメラだったから、故障は怖かったが、わざわざ東京浅草の有名な修理店に一年一度持ち込んでオーバーホールしてもらい、内部は常に完璧だった。ラコタでもよい写真を沢山撮ってくれた。今にして思えば、そんな自分にとっての大切な場所、そして出会った当時の配偶者をこのカメラで撮っていて良かった。願わくはコロもこのカメラで撮りたかったが。

昔のカメラなので、AEなんてものが付いていないどころか、露出計も本体にはついていない。
シャッタースピードも絞り値も、現在のストップ値とは違う。だから露出計を使っても脳内変換が必要で、速写が出来ないので、殆どの写真は勘で撮っていた。それでも極端にラチテュードが狭いEPRなどを使いこなしていた。

ローライを手放してからは機材に凝るのはやめた。Nikonとキャノンとオリンパスとマミヤとライカは、ほぼ全ての主要機種を使ったが、今では「ローライか、それ以外のカメラ」としか思っていない。
だから携帯のカメラも、今愛用しているNikonのD50も、僕にとっては一緒のカメラだ。故に新しいカメラが欲しいとは思わない。

二眼レフは他にも色々持っていたが、ミノルタのオートコードはなかなか良かった。ローライとは違って、特に抜ける様な発色だった。

でも白黒の場合、ローライの闇の部分の再現、闇の際の甘さ、それがある故の闇の深さは格別だった。それ故にトライXよりもTMAXを使っていたが、D-76現像をするところが多く、ローライの闇を出せる現像所を探し歩いて、自分でやるよりも信頼出来る現像所を見付けた時は格別に幸せだった。

この写真はトライX。D-76現像。10年程前の職人仲間達とカニを食べに温泉に行った時の一こま。
数年前から、当時の自分を否定して生きて来た。だから彼らとも疎遠にしている。でも、こうした写真を見ていると、ふと無性に会いたくなってくる。
ローライで撮った写真には、そういう、何か写真以上のものが籠る。
e0114922_2046503.jpg

[PR]
by oglala-beads | 2009-08-18 20:47

微妙な話

little wings進行中。
体調の悪い時だから、慎重に制作している。
「納期気にしてないから、良いの作って!」と言ってくれる店が多くて助かる。


もちろん家計の事もあったのだが、それ以上に将来の事を考えて、配偶者が挑戦していた調理師試験に合格した。受験資格として2年以上の調理経験が必要なので、この二年間、早朝のアルバイトに行っていたのだ。
おめでとう。よく頑張ったね。
さっそく辞める準備を始めるのかと思ったら、しばらくは続けて行くのだそうだ。
なかなか根性がある。
気のせいか、彼女が今日制作したものには、昨日までと違った重みが加わった様だ。自分自身に自信がついたのだろう。今後の彼女の制作物が、今まで以上に楽しみになった。
早速、ドリームキャッチャー・イアリングを、色決めからの全てを一任した。きっと良いものが出来て来ると確信している。近いうち紹介出来ればと思う。


昔、元町で店をやっていた頃によく遊びに来ていた子から「インディアン関連の店を大阪でやるから協力してくれませんか」と少し前に連絡をもらった。
しかし残念ながら、色々な方面から「中途半端な事をやっている」という話を見聞きしていたので、要請は無視した。
少し気にはなっていたので、今日ウェブで検索したら、すぐに出て来た。
まあ要は巷に溢れるゴローズのコピーを作る店が一つ増えただけだったのだが、これが自分が心血注いでラコタ文化を日本で根付かせようと、借金までして打ち込んだ事の一つの結果なのか、と考えると寂しくなってしまった。
おまけに僕のファミリーの名前を店名にしている(笑)
まあ、怒り様の無い事なので、放っておくが、いつか肝心な事に気付いて真摯な歩みを始めてくれたら、と願う次第だ。

*ただ、知識があるから真摯、だとは思わない。本で読んだ類いの知識だけ多くて、ろくでもない人を何人も見ている。そういう人よりは、彼の様な馬鹿の方が人として親しみが湧く。しかし、彼の場合は、あまりにも知らなすぎる・・・両者共に、字面だけの敬意ではなく、彼らの文化に対する心底からの敬意を持ってもらえたらと思う*

自信過剰は元からだったが、まっすぐな所のある子だった。店の紹介でインディアン文化との出会いのところでも、うちの店での経験とおぼしき事が書かれていた(なのに何故ネイティブ系なのだ!?)。技術的には今は幼稚だけど、少し良いところがある。
当時の僕の蒔いた種が、まだ発芽せずに彼の中に眠ってくれていることを願う。
e0114922_21444950.jpg

[PR]
by oglala-beads | 2009-08-17 21:45

旅立ち

昨日は大分熱が出たが、早めに寝たお陰で今朝は調子が良かった。
これはチオビタ呑まなくていいな、と思ったのだが、最近はこういう日に限って崩れる。
相手の話す事をその場で理解して返すのが今日は難儀だった。
昼食後、ボーっとしていたら鼻血が出て来た。この味と匂い、久しぶりだ。

なんと法師蝉の初鳴きを聞く。検索してみると、法師蝉は通常アブラゼミが終わった頃に出て来るそうで、時期的な住み分けが出来ているらしい。
ただ、岡山や長崎では「早鳴き」といって7月から鳴くそうで、これは一つのミステリーなのだそうだ。
自分の中では法師蝉は8月下旬から出て来て、残暑の9月に鳴いているというイメージだったが、調べてみると神戸では8月初旬からと歳時記にある。
日本海側の高気圧の影響だろうが、今年は随分と涼しい。昨日など夏の終わりを思わせる夜風だった。
夜にふと目が覚めて、長い間、蚊帳と網戸越しに外を見ていることがある。そんな時に去年はホトトギスの鳴き声をよく聞いたが、今年は一度も聞いていない。
気が付くともう盆も過ぎているのだ。もうすぐ、猟期へのカウントダウンが始まる。傷を舐め合う相手も居ない、孤独へのカウントダウンだ。
e0114922_21414889.jpg

工房の窓際に植えていた朝顔が、まばらながらも花をつけて、午前中楽しませてくれる。
工房沿いの隣の部屋の窓の外にもプランターに朝顔を植えていたが、ツルが伝えるものを作っていなかったので、横に伸びている。これも元気に育っている。
e0114922_21425120.jpg

工房の窓から、朝顔の向こうを覗くと、今年死んだ一番可愛がっていた野良猫ミケの孫、チビミケが子供を連れて来て子育てをしている。とても慈しんでいて、良い母親だ。
e0114922_21434078.jpg

一匹だけしか産まれなかったのか、他は全滅だったのか。この子もミケとよく似た三毛猫で、スーパーチビミケと呼んでいる。
e0114922_2145768.jpg

よく猫の夢を見る。
夢の中で今の家に居るのだけど、うっかりして家の門を開けっ放しにしてしまう。
するとそこから、何匹かの猫が出て行ってしまう。一生懸命さがすのだけど、結局見つからずに目が覚める。
後になって思えば、見つからなかった猫達は、飼っていたのも、世話だけしていたのも含めて、見送った猫達だ。


あまりに調子が悪いので、思い切って運動がてら近くのホームセンターに猫のゴハンと靴下を買いに行く。結構な距離なので、コロがバテても大丈夫な様に、カゴを背負って行く。配偶者は買い物用のカゴ。
e0114922_21464185.jpg

e0114922_21473339.jpg

竹で編んだ草履があるのを思い出して室内履きにしている。今年は猟期に入るまで出来るだけ裸足と薄着で我慢して、寒さに対する耐性を上げたい。有酸素運動を積極的にしているので、今年は可能かもしれない。


今日はアリソン・クラウスが一層心に沁みる。


little wings進行中。
[PR]
by oglala-beads | 2009-08-16 21:48

竹カゴ2つ目

最近、集まり事などに出席する事が減った。
そういう場に出ると、やはり自然に「岡居が猟を始めた」という話になる。
都会だからやはり珍しい事で恰好のネタだ。
そして次に出る言葉は「かわいそう」だ。
それを言いたいがために、皆、猟の話を聞きたがる。

前までは誰彼無しに、野生肉を食べさせていたが、最近はやめてしまった。
皆、最初は眉をしかめながら箸を出す。そして「案外美味いね」と貴重な体験に満足する。それを見る事に満足出来なくなってしまった。肉に申し訳なくて。
自分から食べたいと言ってくれる人には、大喜びで次から次へと「食べて食べて」となる。

僕みたいな駆け出しでそうなのだから、年数を経た猟師なら尚更だろう。だから猟師から肉を託されるというのは名誉な事だと思う。

タツさんから、ちょっとタツさんにとって特別な意味を持つ肉を頂いた。有り難く血肉にさせてもらおうと思う。よく”同じ血”というが、この場合、同じ血肉が互いの身体の一部になる訳だ。それは同じ痛み(悼み)を分かち合う事でもあり、供養だと思う。

e0114922_19213756.jpg

主と従が逆かもしれないが、肉と一緒に竹のカゴを送ってもらった。こちらではなかなか竹カゴ自体を販売しているのを見る事が出来ないが、水上ではちょっとした農や山の道具屋に行くと普通に置いているのだそうでサイズも選ぶ事が出来る。今回は配偶者が市場やスーパー等に買い物に行く時用の小さいなモノにした。
e0114922_19223553.jpg

「スーパーに行っても邪魔にならず、且つ買い物がちゃんと入る大きさ。だったらこれだと思うんだよなあ」とタツさんに任せていたが、さすが。完璧だった。
早速背負ってチオビタを買いに出かけて行った。
e0114922_1923317.jpg


ローハイド成功。ウジも結局3匹しか孵らなかった様で、一カ所だけ小さな穴が開いた程度。


鉄砲のバネの破損に関して、ミクシで相談して良かった。
ああいう場で当然の様に質問ばかりする人があまり好きでは無かったので、慎重に言葉を選んだ。
結果的に通説とは違う実像をあぶり出す事になり、後から来る人にも役に立つものになったと思う。
キチンとお礼し終えたので、今日で再びログアウトする。
e0114922_19241520.jpg

[PR]
by oglala-beads | 2009-08-15 19:26

ご安心下さい。

little wings 進行中。

数人の方に兵庫の大雨の件で「大丈夫か?」と連絡を頂きました。
テレビを見ていないもので「?何が?」と呑気なものでしたが、えらいことになっている様ですね。
降水状態はコンピューターでいつもモニターしているので、「えらい佐用辺り降っとるなあ」とは思っていたのですが、まさかこのような状態とは・・・

佐用も猟関連で行きますし、朝来は昵懇の猟師、吉井さんも住んでおられます。また、その界隈は今猟期の単独猟でのメインの猟場にする予定の場所です。
人的被害も勿論なんだけど、界隈の山の状態、鹿達の状態も気になります。

六甲に守られているからか、神戸は被害とはほど遠い状態だけど、それでも今日は雨模様。
例のローハイドは今日も手出し不可。あ〜、オソロシ。

昨日、またもや鉄砲の撃針の戻しスプリングが折れているのを発見。凄まじい脱力感に襲われる。
久々にミクシにログインしてコミュニティーで相談する。暗証番号を忘れていてログインに非常に苦労した。
練習し過ぎという意見ばかりだった。撃針の耐久試験みたいなものとの事。
一日300回引き金を引くのはそんなに多いのだろうか?
正直なところ、ちょっと納得出来ない。
そろそろ駆除が始まりそうなので、明日、姫路の銃砲店に持ち来んで診てもらう予定。
その事で今日は一日ブルーだった。
いざ、イノシシに突っ込まれた時、スプリングが折れていて不発だったら・・・・
自分の努力で何とか出来ない物事って厄介だ。
それで、どうしても、自分で全部やってしまわなければ気が済まなくなるのだろう。
e0114922_19241798.jpg

知り合いのメリバルさん(昨日載せた写真の人)ところのバッファロー牧場で生まれたホワイトバッファローの双子。
片一方は立つまでもなく死んで、剥製になっている。下は生き残った方。確かメディスン・ホイールって名前だったか。
彼らが生まれた事でメリバルさんも色々と大変だった様だ。詳しくはデイ多佳子さんの「アメリカインディアンの現在」参照。誹謗、中傷も酷く、中には日本人に頼んで遺伝子操作したんだろ?って話すらあった様子。
そのせいか、メリバルさん、本当はいい人だけど、最初はすごく無愛想だった。後半は家庭も崩壊していたらしく、随分と荒れていた様子。ギャングに目をつけられているなんて噂もあったっけか。今どうしてるだろう・・・・
[PR]
by oglala-beads | 2009-08-10 19:33

ハエの幼虫

little wings進行中。
e0114922_20471026.jpg

ローハイド用に乾燥させていたh101508だが、昨夜雨が降りそうだったので乾燥場所を変える際に見ると、折り返しでビニールが当たっていた所のみ乾かずにグジュグジュになっていた。嫌な予感がして見ると、ウジが数匹孵っていた。今日は一日雨で手がつけられなかったし、匂いの問題で完全乾燥するまでは工房に入れる事が出来ないので、フレームにビニールシートを掛けて風通しだけ作って置くという、あまり良い状態で保存していない。明日ドライアーで強制乾燥させながら殺してゆく積もりだが、乾燥までにたかっていたハエの数を考えると、どれぐらいの数が孵っているのか不安になる。ウジも一匹や二匹なら何も思わないが、例えば数センチ程の場所に数百、数千と居ると、あまり見たく無いものだ。まあ、未乾燥の数センチは彼らにあげる積もりで居よう。ただし、一匹たりともハエには成らせないのだが。
[PR]
by oglala-beads | 2009-08-09 20:47

スランプ脱出

多作故に、制作スランプとか制作鬱とかと呼んでいる状態に度々見舞われるが、今回のは重く、去年の暮れぐらいから始まったか。そこからここ数日でようやく抜け出す事が出来、気(他に適当なコトバが無いので、とりあえずそう呼んでおく)の充実が必要な作業に取りかかれる様になった。
早速作業日誌に成果の第一弾をアップ。

野生動物のパーツとかを扱うには特に気の充実が必要で、昔にアナグマの爪のネックレスを今季の様な限定で無く、常時ラインナップに入れていた頃は、それが分からなかったというよりは気の枯渇とは無縁だったのだろう。若かったし、通算トータル制作数が大した事なかったのだろう。

具体的には、気が充足していないと、考えるのがもの凄く気怠くて、全く集中が出来ない。それを無理におしてやろうとすると、今度はそういったパーツが触らせてくれない。ある日、机の上に置いていたものが忽然と姿を消して、気が充溢してくると何事も無かったかの様に、ある朝元の机の上でホコリを被っていたりする。

こういうのはラコタのアクセサリーにもよくあることで、持ち手に何かが足りない時、もつ資格が無い時(これも上手い言葉が無い。現実にはもっと軽い話)にはよく姿を消してしまう。僕が作ったものに関しても、同様の話をよく聞く。

全てのモノには魂や心(これももっと適当な言葉は他にあると思うが)があって、例えば僕の髪の毛一本でも、僕を構成するものでありながら、別の人格を持っている。ホコリ一つであっても対話は可能だ。

作家だけでなく、それを使う持ち手側も、それを理解して対話する様になれば、そのモノとの良い関係を築けると思う。
大切に使っているのに壊れてしまう、という方は、モノとの対話をお勧めする。

具体的にどうやるかというと、人間関係と同じで、相手の気持ちになること。こうされたら嫌だろうか、こうされたら嬉しいだろう等、推し量る事。
そうすれば自転車を雨ざらしにすることも無いだろうし、晴れた日にはビニールカバーを取ってやったり、暑い日には日陰に置いたりをせずには居られなくなるだろう。

ラコタの人々は自分を取り巻く全てと対話して狩りをした。我々日本人は狩猟民族ではないが、農耕民として同様の能力が備わっている。
e0114922_1243523.jpg

[PR]
by oglala-beads | 2009-08-08 12:44

タヌキ

これはタヌキではなく、昨日に引き続きプレーリードッグ。ラコタの友人の一人。
e0114922_208362.jpg

タヌキの毛皮の処理をする。なかなか良い具合に仕上がった。後はsandingを夕食後にして完成。
e0114922_2082427.jpg

昔、仕事が無くてガードマンのバイトをしていた頃、明石大橋の巨大ジャンクション建設で名谷の自然林が失われていったのをつぶさに見、子供の頃から慣れ親しんだ森が失われ、それでも自分には何も出来ないどころか、その開発側に回って金を稼がざる得なかった。
昼の休憩で休んでいると、キジの夫婦が飛んで来て、少し高台になった、かつては森だった更地にとまったのが見えた。
その日ぐらいから、ストレスで顔の左半分が動かなくなった。

ある日、建設地前の道路でタヌキが車に轢かれていた。スコップを持って行って回収し、当分掘り起こされない予定の場所に埋めた。子供の頃から諳んじていた真言宗のお経をあげて、人間の業を懺悔した。
以来、本当に祟られたんじゃないかな?という様な出来事が身辺に続いた。そしてそれはもしかしたら、今でも続いているのかもしれない。

だから昨冬の猟の行きしなに、このタヌキが轢かれて死んでいるのを見付けた時も、正直躊躇した。でももし生きていたなら、何とかしてやる必要がある。
幸い、即死だった様だ。回収してトロ箱に放り込んだ。翌日、皮を剥いて、ある程度パーツをバラバラにして、肉食の小動物達のエサ場の近くに撒いた。もちろん、このタヌキが死んでいた場所の出来るだけ近くを選んだ。

タヌキに関しては、こんなエピソードもあった。
ある夜、六甲山を車で走っていたら、道の端でうずくまっているタヌキが居た。外傷は無い様だがグッタリとしている。そこで膝の上に乗せて温めながら街に戻り、野生動物を見てくれそうな動物病院を探し出して電話を入れると、今から呑みに行くけど、病院の前にケージ置いとくから、その中に入れといてとの事。病院に着いて、車から出そうとした途端、突然にものすごく元気になった。で、運転席の下に潜り込んで出て来ない、手を入れると思いっきり噛まれた。
仕方無いので山に戻り、元居た場所の近くで車が来ない場所に車を停めて、ドアを開け放して離れてやったら、無事に山に戻って行った。
次の日、病院に電話したら、笑いながら、それがほれ、タヌキ寝入りってやつだよ、と説明してくれた。何かに驚いて動けなくなったのだろう。
[PR]
by oglala-beads | 2009-08-06 20:10