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こじらせても懲りない

本年最後のブログとなりました。今年本ブログを通じてお世話になりました皆様、支持して下さった皆様、誠に有難うございました。
本年も新しい事を幾つも始めてしまい、気が付けば年の瀬を迎えている状態です。忙しい割には商売的には稼ぎの少ない年だったように思います。来年はその辺りの事をしっかりと考えてゆこうと考えています。


来年のブログ関係ですが、作業日誌と本ブログを廃止にして、ウェブサイト内のOGLALA PRESS(現在準備中)を充実させることを考えております。

また、mixiにてプライベート雑記を書いておりましたが、本年末を最後に、日記の更新を終了させて頂きます。mixiでは数多くの貴重な出会いがありました。今日の自分があるのはmixiのお陰です。mixiにて関わって下さった皆様、本当に有難うございました。


気管支炎は大分よくなりましたが、それすらもこじらせてしまった様で、医師から調合された薬を調べると「せきぜんそく」というものになっていた様です。つまり、「アレルギー→風邪→気管支炎→せきぜんそく」と進行した様ですね(笑)
この気管支炎になったきっかけというのが実はとても馬鹿らしいもので、風邪をひいた際に気分転換にYouTubeで空耳アワーのジャンパー受賞作品を見ておりまして、笑い過ぎで気管を痛めてしまった様です。なんともしまらない話で申し訳無いです。


咳がおさまっている間をぬって、猟具の練習と猟に行って来ました。

練習は専門の施設で、50メートル離れた直径30センチほどの的を狙うのですが、目の悪い私には拷問でした。的がまったくの点にしか見えません。照準の方が大きい。しかも乱視なのでぼやける。「当たる方が奇跡だよ」とこわごわ始めましたが、終わってみるとスコープ無しにしては良い成績の様で、そこの大会なら優勝クラスなんだそうです。
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私が使っているのは火薬がものすごく多いヤツで、すごい衝撃です。バーンとかドキュ〜ンとかバキューンなんてものではなく、ドカーンにちかいドーン!で、頬に青タンが出来てしまいました(これは構えが下手だからです)。

猟には2回、4ラウンド行きましたが、私の猟具が火を噴く事はありませんでした。猟隊自体は私が参加すると大猟になる様で、去年の群馬の初猟といい、やはりラッキー(オールド)ボーイかもしれません。自分の手ではまだ仕留めていませんが、猟具を持って山を歩くだけで色々な事を学ばせて頂いています。獲るということよりも大切な事が沢山あるので、それらがしっかりと身に付いた時に、偶然ではなく実力で獲れたら良いなと考えています。山の空気は「せきぜんそく」にも良い様で、劇的な回復を見せています。根本的に運動不足が潜在的な理由なのでしょうね。目にも良い様なので、忙しくても週1のペースで2月末までは山に入ろうと考えています。


昨年度、タツさんの自称一番弟子、リーブ21番さんことゴンちゃんが仕留めた鹿の鞣しを開始しました。大きいと聞いていたので、さぞかし分厚いだろうと思い、ドライスクレープ技法での鞣しを考えていましたが、意外に薄かったので思い切って毛皮にすることにしました。この話は深いのでまた改めて。
ところでこの鹿、首から尻尾の付け根までがなんと165センチもありました。前回140センチの鹿で非常に驚いたのですが、上には上がいるものですね。
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ゴンちゃんのブログで、タツさんとゴンちゃんとの師弟愛に触れる事が出来ます。相当面白いので、是非ご覧になって下さい。12月3日のと9日のが最高です。
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by oglala-beads | 2008-12-29 17:31

気管支炎

前週、病院に行ってアレルギーと診断された話を書きましたが、その後、症状が激化したのでもう一度行くと、急性気管支炎を発症したとの事でした。
体調管理を徹底して、すぐに医者にも行ったのですが、どこかで気の緩みがあったのかもしれません。

私は身体が弱く、虚弱体質という部類に入るのではないかと思います。本来は鞣しだとか狩りという激務は避けるべき体質なのだと思います。いつも心が先走って、後から追いかけていた身体が悲鳴を上げ始めたのでしょう。
母が近頃妙に養命酒を勧めて来るのですが、縁かもしれませんね。
しかし、猟期中は禁酒をしているので、どんなものでしょうか。

発症した時点で休めば良かったのですが、気が焦って無理を重ねた結果、悪化させてしまい制作の速度が落ち、納品のスケジュールが大きく狂ってしまいました。ご迷惑をかけた販売店の皆様には、喋れる様になりましたら、改めてご連絡させて頂きます。ご迷惑をおかけした皆様、この度は誠に申し訳ありませんでした。
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by oglala-beads | 2008-12-21 16:07

準備完了

ようやくすべての資格が揃いました。
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今週末から2月末まで、毎土日は出動です。

セキュリティー面を考えて、猟具は常時警察にて保管してもらう事にしました。所轄まで近いし、24時間空いているので実質問題無いし安心です。

ただ、それだと猟具に慣れるのが遅くなりそうなので、本物と全く同じ模造品を購入しました(写真のものは本物)。


現在、納品で追い込まれ中。ただ、あまり急いで作っても面白くないし、色々と思いついてしまったりもして、「本当に追い込まれているのか?」と怒られそうなぐらい、ジックリゆっくりと作っています。でも何とか今週末には各店頭に並べられる様に、頑張ります。


風邪がいつまでも治らないのでおかしいなと思い、珍しく医者に行って来ました。風邪ではなく、アレルギーとの事でした。加齢によるものだそうです(笑)。年が明けると、厄年(前厄)に入ります。気付いたら、もうそんな歳でした。何か良い厄除方法があれば教えて下さいね。
皆さんもお身体お気をつけて下さい。
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by oglala-beads | 2008-12-14 19:08 | 狩猟関連

クリスマス納品とFUNNYモカシン

現在、取扱各店舗へのクリスマス前の納品の為、制作を頑張っております。ギリギリですが、20日頃までにはお店に並べられる様に送りたいと思っていますので、プレゼント等でお考えの方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
出荷店舗と出荷商品は以下を予定しております(各店舗へは右のリンクより飛んで下さい*NUU-さんはウェブ無し06-6644-2468)。

WHOL(高知)===========
plain necklace, medicine necklace pouch, turtle mini pouch, cell phone st., concho 11S, concho 11M, concho 13

NEW DEAL(新潟)========
chain

NUU-(大阪)============
medicine necklace pouch, turtle mini pouch, turtle earrings, lazy brac. loom ring

FUNNY IMP店(大阪)======
loom ring, concho 11M, peyote earrings, round earrings w/fringe, turtle earrings, plain necklace

LITTLE WINGS(岩手)=====
amulet turtle keyholder, cell phone st., medicine necklace pouch, lazy brac., loom barretta, leather barretta

NAPS!(栃木)===========
plain necklace, amulet turtle keyholder



FUNNYさんのモカシンの大群を週の始め頃に出荷しました。
店頭在庫では無く、すべて客注で、なかには半年お待ち頂いた事になるものもありました(店頭在庫はほとんどの店に無い状態が続いています)。
複雑なものや、今までやったことのないスペシャルオーダーで半年は分かりますが、通常の本当にちょっとした細工のものまで半年という現状は異常です。現在、対策を講じており、徐々にではありますが、納期も短縮出来て来ております。
ご迷惑、ご不便をおかけいたしており誠に申し訳ありません。もうしばらくで通常納期程度に戻せると思いますので、どうかご理解頂けます様、お願い申し上げます。

FUNNYさんの担当者に「いま、こういうの(OGLALAの商品)が流行っているのですか?」と聞いたのですが、「そういう訳でもないと思う」との御返事で、「リピーターさんが多い」との事でした。制作者としては本当に嬉しい限りです。


ところでFUNNYさんのモカシンへのビーズ細工ですが、実はOGLALAの仕事の中でも、大変な部類です。
一つ一つの土台のサイズや色組、また工場が出して来た革の部位によって、模様を入れる位置を変える必要があります。経験によって得た、指先の微妙な感覚なので、こればかりはなかなかアシスタントに任せる事が出来ません。
その割には、コラボレーションの作業代は、通常のOGLALA商品の作業代よりも安い計算です。

新しいデザインのオーダーが来ると、最初の作業の時間を計って、所定の時給をかけて作業代を算出します。その最初のオーダーは、様子見のため、作業しやすい革のもの(ベロアや鹿革)が来ます。
作業しやすい革で計算したものが、作業のしにくい革でオーダーが来ると当然作業速度は遅くなります。色々と悪い条件が重なった時には、倍の時間をかけても出来上がらない事が普通にあります。

始めからそれを読めれば良いのですが、色々な要因で変わって来るので難しく、逆に最初に「作業しにくい革」で計算してしまうと、「作業しやすい革」で作業した時に、自分自身の中で割高感を感じてしまい、あまり心地良い事ではありません。

作業しにくい革のトップには、やはりグローブ・レザーが来るでしょうか。しかし、グローブでも中にはやりやすいものもあります。それは一頭一頭の表皮や脂分の具合によっても違うし、鞣し具合や、染料の入り方によっても違います。
前回、タンニン鞣しの際に強いタンニン液に漬けると革表面でタンニンが膜を作ってしまう話をチラっと書きましたが、そうなると表面が固くてモロイ状態になってしまうため、ビーズ細工には不向きになります。グローブでも、染料によって、そういうことがあるようです。通常の革職人が気付かない様な特殊な部分に僕は注目しています。
ビーズ細工でいうと、脂分は少ない方・・・正しく言うと、しばらく置いておいて脂分が抜けた革・・・がやりやすいです。脂分が多いと、針に粘つきます。また、油脂によって糸が絡みやすくなり、それも作業時間のロスを生みます。

革以外の要因では、湿度も関係します。湿度が高いと糸は絡みやすくなります。低いとバラケやすくなります。そこで工房はいつでも55%程度の湿度を維持する様にしています。

続いて針。袋から出してすぐの針は、当然ながらまっすぐです。この状態では指に力が入りません。ちょっと使って曲がってくれ始めた時ぐらいが一番力が入りやすくなります。そこで、僕は、自分で鞣した革を使う時には新しい針を使って(僕の革は新しい針でもやりやすい)、曲がって来たら大切にとっておいて、その針をグローブ等の固い革用にしています。

自分のコンディションも大切です。何個ものグローブレザーへの細工を経ると、特に右手親指と中指が針の尻でボロボロになって、痛くて針を持つ事が出来なくなります。ペヨーテ技法であれば中指に非常に薄いブレインタンを巻くことで作業が出来ますが、他の技法では感覚が変わってしまって難しいです。それでも作業を続けると、指が真っ赤に腫上がって、感覚が無くなり、自分で指を動かすのが困難になってきます。こうなるとどんなに針で刺しても痛さを感じません。

他にも色々な要因があるのですが、これらが重なって来ると、時間的には倍以上程度で済むのですが、肉体的には、完成後もしばらくは他の作業が出来なくなるので幾倍の負担になるか想像もできません。ましてや精神的ストレスともなると凄まじいものです。


それでもグローブでのオーダーが来ても、今まで断れなかったのは、「ああ、確かにここにこういう風にビーズを載せたら可愛いだろうな」等、グローブならでは・・・というのも分かるな、というものがあったからです。いわば好意から・・・とも申せましょうか。

しかし、現在、非常に納期が遅くなっている一つの要因を作っているのも事実です。今後はグローブ等、作業の難しい革を、全く受けない、もしくは時間的に余裕がある時、または一定の時期のみ受け付ける、といった方向で考える時が来ているのではないかな、と考えております。

一応、年始を目処に、今後こういった革の受け入れについて結論を出したいと考えております。・・・ですので、もしどうしてもグローブレザーでオーダーしたいものがある方は、今年の内にオーダーしておいて下さい。今年中の受付分に関しては受け付けます。ただし、納期は少し余裕を見て下さいね(笑
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by oglala-beads | 2008-12-07 14:01