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2年目の結婚記念日

今回の日記は完全にプライベートだと思うのですが、小旅行記は人気があるので、工房雑記に書く事にしました。かなり長いです。

9月25日で結婚2周年。7年程付き合って結婚したので、ケンカとは無縁かと思っていたのだけど、結婚当初はタオル一枚の洗濯周期なんかで、つかみ合いのケンカをしたものだ。そういった数々の擦り合わせを経て、最近では、ようやく居心地がよくなってきた。
コロが来た事も大きかった。岡居家は代々、全員が動物好きで、人と動物との分け隔てがあまり無かった。動物好きの人達の価値観は、そうでない人達の価値観と決定的に違う所がある。コロと接するうちに、配偶者もそういった価値観に染まって来て、自然と僕の実家にとけ込む様になった様に思う。

去年の結婚記念日は、式を挙げたホテルが、ジャケット着用のディナーに招待してくれた。その後、ある芸能人がここで大きな結婚式を催したので、今では気後れしてしまって、このホテルも遠くなってしまった。それが無かったら、今年は自費で食事にでも行ったかもしれなかったのだけど。


結婚式の翌日、ホテルの部屋で朝食をとりながら、配偶者が持って来ていた旅行ガイドを拡げて、あまり遠くには行きたく無かったので、鳥取にある鄙びた温泉宿に行く事にした。
そこで2泊して、砂丘に行ったり、梨園のおばちゃんの笑顔に騙されて入って買い込んだり、色々と楽しかった。配偶者はずっと「お父さんに会いたい。お母さんに会いたい」と泣いていたが。

配偶者は家族の中ではいじられ役だったり、あたられ役だったりする。負けん気が強いので「ハイハイ」言っていれば流れる事を流さずに真っ向ぶつかるので、誰に対しても火に油を注ぐ様な事になる。
そこで、兄弟の中では割合放っておかれたというイメージが強いらしく、結婚前後に父母がそれまでになく優しかったのが余程嬉しかったのだろう。

そのお陰で、彼女の強烈なマリッジブルーを僕が受け止めざるを得ず、これは本当に大変だった。僕は1ヶ月で体重を6キロ落とした。
式を挙げた後も、入籍するのがこれまた大騒ぎで、結果的に「この日」と決めていた配偶者の誕生日(式から約一ヶ月後)の23時45分という時間に「まあ、駄目だったら離婚すればいいし」と言って、なだめすかして結婚届けを提出したものだ。

こういった事を、僕の方では正直な話、やはり多少は恨みに思っているところもあって、去年の記念日には、「あの時、もう少し君が楽しんでいたら、もっともっと楽しい式だったり旅行だったりになってたろうに」といった嫌味も言ったものだ。

が、今年は、そういった事すらも笑い話として話せる様になった。また、今までは配偶者が実家に泊まりに行くと、ものすごく我がままになって帰って来て、それを僕も受け止める余裕が無くて、いつも大ゲンカをしていたのだけど、それも徐々に無くなって来た(誤解無い様に言っておきますが、一月に一回は”両親に顔を見せておいで”って笑顔で送り出しています)。


前置きが長くなったけど、そんな今年、兵庫と鳥取の境辺りにある、氷ノ山という県の最高峰の麓にある戸倉峠というところに、コロと三人、日帰りで行って来ました。
ここは結婚後の旅行の帰り、この峠にある「やまめ茶屋」という食事処を配偶者に見せたくて立ち寄ったのだけど、その際にすぐ近くにある「滝流し素麺ドライブイン」というとっても怪しい看板を見つけ、行ったものの閉まっていたということがあって、「いつかまた行きたいね」と言ってたのでした。

中国道を山崎で出て、のんびりとのどかな29号線を北へ。どんどんと気温が下がって来て、窓を開けているととても気持ちがいい。途中、道の右手に非常に険しくて唐突な山の上に城だか祠だかがあるのが見えて、寄ってみる。険しい山道を上がって、鹿よけネットの門をくぐり、ここ、本当に入って良いのか?とかいいながら、それでも上がっていくと、広い駐車場に出る。暗い杉林なので、恐らく熊は出ないだろうけど、それでも自分たち以外に人気の無い、熊で有名な地域の森に犬を連れて入るのは勇気が要った。

誰も居ない案内所を越えて、城へ。
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緑深い登りにこしらえられた立派な階段を15分程登ると、頂上の城に出る。すごい景色!
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天守は再建のものらしいが、扉は閉まっていた。が、試しに引くと、鍵はかかっていなく、中は資料館になっていた。「木の葉や雨が入るので、扉は閉めておいて下さい」の看板。
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ここは波賀城というらしく、360度を相当な遠方まで見渡せる事から、当時はかなりの要害の地であったろう。写真以上にかなりすごい景色だ。他に人が居なかった事もあり、コロも一緒に行けて、本当に楽しかった。


波賀城を出て29号線に戻り、戸倉峠へ。波賀城から30分ほどか。待望の滝流し素麺へ。
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ここは、川の向こうから何本も長い雨樋を渡して、一人ずつのところに流れて来た素麺を掬って食べるシステムだ。もし取り損なっても、ザルに落ちる様になっているので大丈夫。ていうか、結構取りにくい。配偶者は上手く取っていたけど、僕はほとんどザル素麺だった。

流れて来る水は、氷ノ山の湧き水(下を流れている川の水と違うのかな???)。冷たくて水自体が美味しい。醤油は本場龍野のもので、麺は勿論、地元の揖保の糸。エキセントリックなシステムだけど、やっぱり美味しい。
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僕らが行ったときは、あまり人が居なくて、僕らの直前に一組と、僕らが出た後に一組居ただけだったけど、お盆のトップシーズンは3時間待ちもザラらしい。
ただ、待った所で食べている時間は5分〜10分ほどで、量も普通のザルそば程度なので、いささか消化不良の感はある。僕らの直前に入って、並んで食べた家族のおじさんは、ちょっと怒っていたらしい。終了の合図として流れて来るサクランボが途中でひっかかって止まってしまったのにも怒っていた。
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でも、僕はそんな事とは露も知らずに楽しんでいて、途中から降り出した雨で少し増水して早くなったスピードに大喜びで2杯食べた。
閑散期のこの時期は、注文を取るおばちゃんが、一生懸命川向こうまで走っていって、素麺を流し終わっては帰って来る様も結構笑える。
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てことで、空いていたら、結構おすすめします。確かにかなりあっけなくて、例えるなら、温泉地のゲームセンターの景品の出ないスマートボールっぽいですが。
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そこのオーナーもちょっと変わった人らしく、少し前まで熊を飼っていたらしい。地元の猟師から、死にかけの小熊をもらって育てたらしい。この熊は20年だったか、それ以上だったか、なにせ長生きしたらしい。愛情を持って育てられたのがよく分かる。鉄の柵は結構巨大で、動物園のものより大きいのではないだろうか。この熊は死後、剥製にされて店内に展示されている。と、そこで職業病が出て(笑)、この熊は冬毛だから、「冬に死んだんですね?」とか、「体重は80キロぐらいですね?結構大きいですね。。。」とか、通ぶって困った質問を、何も知らない従業員のおばちゃんに浴びせかけた。
おばちゃんの話では、やはり相当懐かなかったらしく、おっかなかったそうだ。
そりゃあそうだろう。だからイヨマンテがあるのだから。
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コーヒーを飲んで帰ろうということになり、滝流し素麺を出て、すぐ近くにある僕のお気に入りの場所、やまめ茶屋へ。
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ここのご主人は年齢不詳の人で、茅葺き屋根の古民家の内部は、所狭しと僕の好きそうな「よくわからないもの」で埋め尽くされている。タヌキの剥製だの、スズメバチの巣だの、ひょうたんや巨大な招き猫。。。
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よく仙人の様と例えられている様だが、またそういうのとも違って、なんともよく分からない人だ。
確かに世俗と一線を画した世界で、自然と共に生きている様に見えるのだが、去年行った時には液晶の大型テレビが入っていて驚いた。さらに、僕らがそれで番組を見ないので、自分の方に向けてお笑い番組を見てニ〜チャニ〜チャと笑っていたのにも驚いた。
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10年近く通っていながら、今までまともにご主人と話した事も無かったし、写真に撮らせて頂いた事も無かった。撮るとなんだかご主人のお尻の辺りに尻尾が写ってそうで(笑)
今回は勇気を出して、、、というより、配偶者が察して声をかけてくれた。そして写真まで撮らせて頂いた。何故か緊張してしまってまともな写真は撮れなかったが、絵になる人だ。親交を深めて、再度お願いしようと思っている。
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それにしても話してみて驚いた。まあ、凄い人だ。
僕はこの人、二代目だと誰かから聞いていた様に思ったのだが、実際はこの方が始められたそうで、父母が店を手伝ってくれていたそうだ。だから二代目だと思ってらっしゃる人も居るのだろうとのことだった。
また、昔は大型の牽引の仕事をしていて、今だったら夜中に国道を先導車を引き連れて超大型の荷物を載せているトラック、あれのドライバーをされていたようだ。その仕事で全国を回り、大金を手にし、牧場がやりたくて北海道に渡って修行し、この氷ノ山山麓で古民家を手に入れて自分で地盤から全てやって、現在の姿にまでしたそうだ。
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この建物は下を小川が流れている。それを利用して調理等をしている。その小川は近くを流れる清流を、ご主人が引き込むというより造成して流し込んでいる。増水した日も、一定量以上の水が来ない様にしてある。
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建物の下を流れた小川は、建物を出た所で二つに分岐する。一方は小さな人造の滝へ、そしてもう一方は穏やかな流れへ。それぞれが恐らくは用途の違う、養殖用のアマゴの池へと向かい、最終的には清流へ戻っている。
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大きな岩等、全てはこの土地を自分で造成した時に出た岩で、自分ですべてを計算して配置していっている。
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また、造成当時、ここには電気が来ていなかったらしく、自分で村から電気を引いて来たらしい。

さらに凄いのは、この人、写真のセンスがある。。。特に人物の写真は結構上手い。相手がモデルさんなんかの写真は正直大した事無いのだけど、自分の父親を撮った写真なぞ、互いの愛情がそのまま写りこんでいて、本当に素晴らしい写真だった。こういう写真を撮りたいんだよな。。。上辺だけ奇麗に撮っていても、心が伝わらなければ何にもならないんだよね。


ところでこの「やまめ茶屋」、氷ノ山の入り口に位置していて、冬期登山者はここが記帳場所になっている。横を林道が通っていて、林道好きのモトクロッサー達も多く走っているそうだ。上の方には見事な滝もあるそうで、次回はちょっと上がってみようと思う。そういえば、僕の車はレガシー。四駆。今から楽しみだ。
僕は今までスキーに興味無く来たのだけど、今年はクロスカントリーをしてみたい。やまめ茶屋を拠点に、氷ノ山をクロスカントリーで走り回れたら最高だな。


ところで、さっきの滝流し素麺と繋がっているのか(笑)、ご主人の撮られた写真アルバムの中に、非常に気になる写真を発見!なんと中止される前のイヨマンテの写真!これ、民俗学的にもすごく貴重じゃないのかな?

この人、本当に深い。
世の中、面白い人、まだまだいっぱい居るね。
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by oglala-beads | 2007-09-29 14:17 | プライベート関連

今後のブログに関して

僕の持っているブログは現在、

「作業日誌」
「工房雑記」
「英語版」
「ミクシ版」

があるのですが、近いうち、現在「工房雑記」で書いているプライベートな話題を「ミクシ版」に移して、また、同じく工房雑記で書いている詳しい鞣し関連の話題を「英語版」に移そうと考えています。ということで、以下の様になります。

「作業日誌」=今まで通り。
「工房雑記」=作業日誌に載せられない工房での諸々。
「英語版」=革なめしの細かい話を含む作業全般。
「ミクシ版」=プライベート関連。

という感じにしようと思います。

ちなみに花の写真等はプライベートにあたると思うのですが、あれを製作のヒントにしているのと、好評を頂いているのとで、これまで通り「工房雑記」に載せたいと考えています。

なお、ミクシ(mixi)はSNSで、会員の招待が無いと入会出来ません。今まで工房雑記を読んでらした方で、ミクシには現在入っていないけど、引き続きミクシ版の視聴を希望する方には招待状を送る事も可能ですので、その際は軽い自己紹介等を添えてメール下さい(右のリンクにメアドを載せてます)。


ということで、工房雑記で書くプライベートはこれで最後になるかな。


最近、庭いじりをしたり、鞣しをしたり、親戚の田畑を手伝いに行ったり、すっかりマニュアルレイバー趣味なのですが、そのせいで、ヘビーデューティーな衣服が中心になってきました。

具体的には、今一番興味あるブランドは、オイル(ワックス)コットンのバーヴァー(カタカナでは、この表記が正式みたいです)と、日本が誇る長靴のブランド、ミツウマ。

先日、そのうちのミツウマの長靴を買いました。長靴といっても、今回は僕の好きな黒いゴム長ではなく、いわゆるラバーブーツと表記されるタイプのものです。

このミツウマ、西日本では知名度がないばかりか、売られていないのではないでしょうか。ミツウマゴム本社に問い合わせてみましたが、関西では取り扱いが無いので、他地区の店舗で取り扱いをしているイオングループか靴の流通センターに問い合わせをして、取り寄せるぐらいしかないとの事でした。
しかしながら、北日本ではミツウマといえば長靴の一番のブランドで、こだわる人が履くものの様です。

ミツウマを初めて知ったのは、大分前、新潟のNEW DEALの三原さんと話していて、
「新潟だと、冬はウェスタン・ブーツ、つらいんですよね。。。いや、雪は除雪してあるんで、それほどでもないんだけど、凍結防止剤とかで汚れるんですよ。だから、やっぱ長靴かな。。。」
「あ〜、そうなんですね。。。じゃあ、長靴で、これ履いてたらスゴイよ、男だよ、みたいなブランドとかってあるんですか?」
「え〜っとね、ミツウマってブランドあるんですよ。やっぱそれですかね。かなり寒くなっても割れないとか、滑らないとか。長持ちするらしいっすよ」
「へえ〜、ミツウマかあ。。。」

以来、ミツウマに憧れて数ヶ月。今履いている長靴は近所のホームセンターで400円で投げ売りしていた黒い長靴。軽くてかなり気に入っているのだけど、小さいサイズを無理して履いているので、前に畑の斜面で草刈りをしていて左親指の爪を折ってしまったんですよね。内出血で、いまだに真っ黒です。
実際、長靴のサイズって難しいですね。大きいとまともに歩けないし、かといって遊びが無いと指を痛める。

それで次の長靴を探していたんだけど、親戚の田んぼの刈り入れが目前に迫って、「何か買わないと駄目ね」という話になり、どうせ買うならミツウマが良いな〜、とネットで見ていたら、値段は高いんだけど、少し前に街で流行っていたラバーブーツみたいなノリで履ける、ちょっとお洒落なミツウマのシリーズを見つけた。

最初は値段の問題で大蔵省に却下されたのだけど、寝ても覚めても「ミツウマ〜、ミツウマ〜」と言い続けて、ようやく許可が出た。

東京の、作業服屋から通販で取り寄せた、ミツウマのグリーンフィールド6は、夏に普通に履くと1サイズ大きかった。交換してもらうか悩んだんだけど、冬に分厚い靴下を履く事を考えると良いサイズになりそうなので、これを使う事にした。


さて、今日、日曜日。親戚の稲刈りの手伝い。もちろんミツウマのデビューである。前の晩は興奮して若干睡眠が浅かった(笑)
駅まで歩いていく時は靴の中で足が少し泳ぐのが気になったが、稲刈りをしているうちになんともなくなってきた。でも、ぬかるみになると、ちょっとしんどいかもしれない。


親戚の畑は無農薬栽培だった。そのため、とても沢山の生きものを見る事が出来た。その中でも、畦の側溝にドジョウがうじゃうじゃ居たのには本当に驚いた。本当は側溝の泥を掻き出さなくてはならなかったのだけど、忍びなくて親戚のおじさんに相談したら、そうか、そうか、それは可哀想だ、まあ、放っておいてやろうか。という話になってほっとした。
僕はこのおじさんが好きだ。正直、指示は全然分からないのだけど、寡黙で、楽な方には逃げず、一番しんどい方法を、ただ黙々と正面突破していく。
こういう人の格好良さが分からない人、可哀想だと思う。

今日はおじさんの息子も稲刈りを手伝っていた。
おじさんが、とても嬉しそうだった。
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by oglala-beads | 2007-09-23 23:25 | お知らせ関連

やりたい店とアメリカン・タンナーと

指のケガの包帯をようやく外せた。触るとまだ痛いんだけど、もうそろそろ鞣しを再開して、次の鹿を姫もみじから入れたい。次の2頭が、今年の夏鹿の最後になる。特に薄い鹿革が欲しいという外注が入らない限り、次は猟期に入るまで待つつもりだ。

ところで今回のケガは、本業のビーズには殆ど影響が無かった。不幸中の幸いというより、まあ本当に良かった。感謝。


ここ最近は店頭在庫よりも、客注の仕事が多い。全体的に、アパレルがメインの会社は動きが鈍目。どこで話を聞いても、特にレプリカ・ブランドをメインでやっている店は相当な苦戦を強いられている様だ。そういった服は、売れ筋は決まっていて、売れないものはバーゲンにかけても売れないそうなのだが、仕入れない訳にもいかないのだそうだ。
僕は前から、そういった店や、一般的にオシャレに思われている店を避けて、癖のある店、オーナーの個性が臭う店、一業一貫している店を選んできたし、逆にそういう店でないと続かなかった。そのお陰で何とか細々と、こういう仕事で食べていけているけど、ポリシーの無い店でやっていたら、今頃どうなっていた事やら。。。。

栃木のNaps!は若干セレクトの臭いがあるものの、やはりオーナーの個性が臭いだし始めている。今の所、OGLALAに関しては苦戦している様だが、オーナーの個性が今後、一層強くなれば安心だと思う。なにより、アウトドアと街着のボーダー辺りの感覚は、何より今の僕に近い。その辺りにOGLALAの商品、本当合うんですよ。関東界隈にお住まいの方、宇都宮の餃子を食べがてら、一度行ってみて下さい。現在、関東で一番OGLALAのオリジナルラインを見る事が出来ます。

店といえばね、最近自分で店をしたくてね。。。
どんな店か聞いてくれますか?(笑)
勿論OGLALAは置くし、ガラスばりのブースで僕が作業をしているんだけど、他にはね、、、

・コロンビアの長靴(英国のハンターとかのナチュラルラバーの高価なのが有名だけど、そういうのだと勿体なくて雨具になってしまうから駄目)。
・ミツウマの長靴(これは新潟のNEW DEALの三原さんに「長靴でいいブランドってないっすか?」って聞いて教えてもらったブランド。ここに関しては、またいずれ詳しく書きます)
・ビーンブーツ
・バーヴァーのオイル・コットンのジャケット等
・LOKIのロキハット
・バフィンのハンターとトラッパー(防寒ブーツ)
・フィルソンのオイル・ハット
・エピペン(アナフィラキシーショックの緩和用注射器)
・僕の鞣した革や毛皮
・海外の知り合い達が鞣したバッファローや他の毛皮。革
・高知県馬路村の「ごっくん」

・・・と、そんな感じで、鞄なんかも加わって来る訳なんだけど、本当、僕の趣味の店だね(笑)
でも、こんな店、やってみたい。地元の猟師が自分で鞣したタヌキを置いていったり、ミツウマの長靴を家族分買っていってる横で、若い子が遠くからOGLALAのオーダーに来ている・・・そんな店、出来たら最高だな。地理的には水上が最高だろうな。東京近いし。景色いいし、食べ物うまいし、信頼出来るアニキが居るし。喰っていけるなら単身赴任しても全然いいなあ。
・・・あ、でもやっぱり寂しいや(笑)


昨日、少し胃の具合が悪くて、革の棚に顔を向けて横になっていて、去年マット・リチャーズ氏から買ったブレインタンの鹿をボ〜っと見ていた。
昔から僕の日記を読んでる人ならご存知の、あの散々にもめてようやく入って来た、あの革です。納期2週間の見積もりで7月頃注文して、受け取ったのが結局11月頃になったんだっけな。しかもサンプルとは全然違うもので、「気に入らないなら送り返してくれ。返送料はもたない」という開き直り様。
マットさんとはその後、色々とあって、今では仲も普通にいいんだけど、それでも彼のところに革を注文しようとは今でも思わないな。

その革はペラペラに薄かった。希望は中厚だったのだが。そして深いスモークが欲しかったのに、一枚は軽い燻し、もう一枚は染色でゴマかしていた。「あまりにも沢山スモーク材が要るので、最近では深いスモークはしてません」と返事があったが、オーダーの際にそれは言うべきだと思う。もしくは途中で方針を変えたんなら、その時に言うべきじゃないかな?僕も銀をキャストで作ったり、革を型で抜くような仕事をしているわけじゃないんで、そういう事はよくあるから理解出来るんだけど。「だから、気に入らないならやりなおします」って、返送料、いくらかかると思ってるん?しかも税関、革がアッサリ通ると思ってるの????「それ以上に、僕が出来る事はありません」・・・・・・・・

「あの時は腹が立ったなあ」と一人でニヤニヤしていて、ふと、あれっていつ(季節)の鹿だ?と思った。
で、腹の痛さも忘れて立ち上がって手に取ってみると、梳いた形跡は無し。大きさから見て、2年目のオスのオジロジカ。
はは〜ん。そりゃあ、仕方ないわ。薄いはずだわ。確かにお金をケチって小さな鹿を頼んだからね。そうか、それでこの薄さか。

革を、ファブリックではなく、生きものとして理解出来る様になって、やっと理解出来た。
要は、小さい革でオーダーを入れると、当然革も薄くなる。魔法使いじゃないんだから、小さいので厚いのといっても無理な話。しかもこれは恐らく夏の鹿だろう。余計に革は薄くなる。
つまり、厚い革が欲しければ、大きめの鹿を、しかも春先あたりにオーダーを入れる事が必要ということだ。
ただ、それって、僕らブレイン・タンナーの常識であって、一般の人はおろか、革を熟知している職人でさえ、知らない話だ。ちゃんとオーダー時点で説明しろよな!とは、やはり思う。


そんなこんなで、今週も楽しく仕事しています。
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by oglala-beads | 2007-09-16 11:37

工房雑記、週一回へ

本ブログの更新を、現在の頻度から週一回、日曜日(予定)とすることにしました。

よろしくお願いします。
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by oglala-beads | 2007-09-14 16:49 | お知らせ関連

サイレン

指の傷も塞がったようで、後は日にち薬だろう。
キーボードも、全部の指で打てる様になった。
何より感動的なのは、指サックは要るものの、水に指を漬ける事が出来る様になった事だ。
両手で顔が洗える。
左手で、右の脇が洗える。
両手で頭が洗える。
あと一週間、慎重にやって、鞣し等、指先に負荷をかける仕事にとりかかろうと思う。

昨夜、何故か熱が出た。

夢の中では戦争が始まっていて、僕は配偶者と母、ゴロベーとコロと、ポートアイランドの家に居て、ラジオを聞きながら外を見ている。するとラジオから「指定避難路を、雨具を着用して非難している一般人への敵軍の攻撃は無いので、すみやかに所定避難場所へ非難する事。敵軍からの攻撃再開は夜明けと共に始まる予定」という放送が入る。
そこで配偶者と母に、僕が現実に持っている黄色い雨合羽を上半分、下半分着せて、僕は防水のジャケットを着て、猫と犬をくくり付けて、外に出るタイミングを図っていた。するとあちらこちらからサイレンが鳴り始め、辺りが赤くなってきて、相手軍の攻撃が始まった。凄い数のサイレンだ。
「よし、そろそろ出よう!」・・・・・・・・と言った所で目が覚めた。

目が覚めたんだけど、何故かサイレンが続いている。窓の外がなにやら赤い。横で、配偶者とコロは爆睡中。ああ、ヘリコプターの音だと思ったのは、二人のイビキか・・・
そこで意識がシャキっとする。か、火事か!?
飛び起きて窓を開けてみると、目の前のマンションの向こう側がぼんやり赤い。そして、ものすごい数の消防車と救急車、そしてパトカー、大阪ガスのサイレン。

結局結構離れていて、安全そうだったのでもう一度寝たのだけど、夢と現実がごっちゃになって、おまけに熱にうなされていたので、変な心地だった。

そしてさっき、作業日誌を書いていたら、救急車のサイレンが家の前で止まった。
何事!?ほどなく消防車。そしてレスキュー、パトカー。
どうも、家の二軒上の家のおばあちゃんが、家とレンガ壁の間に挟まれて動けなくなったらしい。

なんだか色々ある。気をつけないと。


随分と涼しくなった。そして、夜明けが遅くなって、日没が早くなって来た。

昨夜もムカデが出た。4センチクラスの小さいの。再来年ぐらいが怖いね。こいつらが大きくなるわけだから。冬の間に徹底駆除しよう。
どうも最近、ムカデがあまり怖く無くなって来た。
そうそう、前のムカデ、やっぱり噛んでました。キバの穴が二つ。
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by oglala-beads | 2007-09-11 20:34

フランダースの犬

配偶者が見た事が無いというので、投稿動画サイトでフランダースの犬の映画版を見た。
映画版は僕も初めてだった。

テレビ版と違って、主要なエピソードだけを拾っていく様な形になるので、まるで韓国映画みたいに「泣け〜泣け〜」の波状攻撃で吐き気すらした。
見終わった後の配偶者の感想が「PTSDになりそう」。
二人で最初から最後まで嗚咽する程泣いたけど、泣いてスッキリみたいなモノでは無いですね。。。

ところで映画版のフランダースの犬は、外国での上映を視野に製作されたようで、キャスト等の字幕は英語。そして筋というか、終わり方がいかにもアメリカ人が好きそうな、「誰かが死んでいるのに、視聴者にはスッキリ感を」的で、「死んだ人間はずっと見守ってくれているさ」的な感がして、これじゃあネロとパトラッシュは救われないよな。。。と辛かった。
幸い、同じ動画投稿サイトに、テレビ版の最終回シーンがあったので、それを見てちょっと救われた思いだった。
あ、でも悪い映画ってわけではないですよ。やっぱり名作だと思うし、短い時間に押し込もうとおもったら、こうするしかなかったの、よく分かります。



なので、ちょっと話はフラダンスとは関係無いんだけど、アメリカ映画、特にディズニー系のアニメは、必ず最後近くにナンバー2が犠牲になって死ぬ。もしくは、最初ライバルだった人間が、悔い改めて、良い人になった瞬間に死ぬ。
それで最後に登場人物どうしが笑い合ってる感覚が分からん。試聴後にスッキリ晴れ晴れしい気分になれるのが分からん。
単なる場面転換や、物語のメリハリのためだけに人を、例え物語であっても殺すな。それを人に見せるな。少なくとも、次代を担っていく子供達に、そんな人を、命を、駒の様に見せるな!

まだ死んだ事が一度も無いもので、僕も死ぬのがどんなものかなんて分からない。想像すら出来ない。ましてや、死んでいく人の気持ちになることなんて到底出来ない。
でも、例えば、自分の乗っている飛行機が時間をかけて墜落していくことを、真剣に想像すると、本当にムチャクチャ怖い。こんなに怖いものかと思う程、やはり怖い。
たった一人になってしまうこと。たった一人にしてしまうこと。

ビートルズのメンバーで精神世界を強く探求し、解脱に関しても相当修行を積んでいたであろうジョージ・ハリスンが死の床で死への恐怖で泣いたという話は非常によく分かる。
また、菊池寛の短編、「三浦右衛門の最後」で、英雄豪傑が割拠し、死を恐れない武士達の中にあって、主人公は散々に辱めを受けて、最後は両手両足を切り落とされて、それでも助命を乞うたという話には非常に共感出来る。

あるいは、戦いにいく、とか、そういう死を受け入れる準備が出来た中で、突撃して行く等、トランスに入った状態では、死は怖く無いかもしれない。でも、素の状態で平常でいれるか〜?

僕は恐ろしいね。「お、俺はいいから、お前は行け」とか、最後の息で言えるか?僕だったら「お母ちゃ〜ん」って叫んでるかもしれない。そしてそれを恥じる気もないし、逆にそれを誇ってやりたい。

今度ラコタで「死ぬのは怖いか?」と聞かれたら、大いばりで「怖いに決まっとるやろ!」と言ってやる!自分の命すら大切に出来ないヤツは、人の命も軽くしか考えられんよ。


・・・・ああ、久々に吠えた。公のブログで、すいません。つまんない事書きました。
ただ、それもね、鞣しをしていて僕が学んだ事の一つ。そんな「命」を頂いたのだから、革一枚でも、使う前には手を合わさずにはいられない。食事する前に手を合わして感謝せずにはいられない。
まあでも、それは僕個人の気付きだからね。人に押し付ける気持ちは多分無いと思うから。

明日から、また冷静に。仕事のことを、書きますね。
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by oglala-beads | 2007-09-10 19:03 | プライベート関連

出現

昨夜、夢の中で腕がムズムズしたのか、そのへんは記憶がアヤフヤなんだけど、なにせ左腕にあった何かをつまんで、そのままグリグリしたら、なんだかヌルヌルするものだった。
「多分ハエか鼻くそか」と半分以上夢の中で、でも夢の中ながらも、どうも感触がおかしいので、枕元に置いて、そのまままた夢の中へ・・・

・・・また夢の中でラコタに行った。夢の中ではいつでもラコタの友人達は冷たい。いつもながら冷たくて、それでも懐かしい顔に会えて一人で嬉しかったり、「あれ?俺、なんで一人でラコタに居るんだろう?ラコタに居て、仕事大丈夫なのか?」とかかなり現実的な事を考えていると、キッズ達が現れた。今までの夢では無かった事だ。そのうちの一人、マコチェ(ラコタ語で球体や地球の意味)は野生児だったのに、とんでもなく美しくなって、風の谷のナウシカみたいだった。いつもいつもニコニコして、どこに行くにも、俺のあとをくっついて来てたなあ。
そんなマコチェを膝の上に乗せて、プレーリー(大草原)を見ながら話をしていたら、急にマコチェが泣き出した。そして空も曇って来た・・・・

・・・目が覚めて、そういや昨日指でグニグニしたの、なんだったんだろう?って横を見ると、どうもミミズかナメクジみたいなものが目に入った。
え!?もしや、ヤマビル?生息域がここまで広がったのか?なんで家の中に???と、ちょっと焦りながらも触ってみると、一部潰れている様だけど、まだ動いている。
工房までつまんでいって、スタンドをつけてルーペでのぞくと・・・・3センチほどの、トビズムカデの赤ちゃんだった。

やばいね。ムカデは反応しなかったら噛まれる可能性は低いらしいんだけど、こんなちっこいので反応するぐらいだから、大物なんかが出たら、絶対無意識で払ったり掴んだりするだろうね。


指のケガ、ようやく傷口がくっついてきた。両側の肉も盛り上がって来たので、多分順調なんだろう。テーピングを慎重に剥がしてあらためて傷口を見たら、爪の根元から、反対側の爪の根元まで傷が続いている。つまり、その深さまで切り下げたということだろう。
よく指先落とさなかったね(怖)。あらためてゾッとした。
あと、よく膿まずにくっついてくれたものだ。熊脂のおかげかな。(タツさん、thanks!!)
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カミソリなみにシャープに研ぎ上げたせいもあるけど、それにしてもよく切れるナイフだ。

でも、日本刀で切った時は痛さすら感じなかったけど、今度のはザラザラした感触があった。
日本刀は納刀の時が怖いんだけど、このナイフは当たり前だけど鍔が無いし、鞘が革で出来ていて柔らかく、押し込んでキュっと固定されるので、引き抜く時に力がかかるから気をつけないと。

てことで、持っている刃物すべてで、すくなくとも一カ所は切っている事が判明した訳だ。
人から鈍臭いと言われても、反論出来ないなあ。
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by oglala-beads | 2007-09-08 18:38 | ムカデ及び害虫

ブルー・グリーン

色の話は、残念ながらあんまり反響無かったので、まあこれが最後。
二回目にして最後というのが悲しいのだけど。

子供の頃から、色の好みが人と少し変わっていた。お金をもらって買って来た服が、セルリアン・ブルーのトレーナーだったりした。
パステルカラーとハッキリとした清潔感のある色が好きで、濁った色目があまり好きではなかった。
当時は人と違う自分が嫌で、自分の好きな色を一生懸命否定していた。実はそれはつい最近まで続いていた様に思う。
でも気がついたら、子供の頃の好み、そのものすばり、今の作風に出ている。フルーツグラなんかもろそれだもんね。筋金入りだね。

さて、そんな子供時代、どこかで見て強烈な印象を残したのがブルー・グリーン。
どういう時に見たのかは忘れたけど、”なんて奇麗な色だろう”と感動したのを覚えている。

が、このブルー・グリーン、ビーズにすると、キレイは奇麗なんだけど、どうも今ひとつパリっと来ない。なので「特にこれを使わなくてもな」と、使用頻度は低い色だった。
それが、現在自分で掲げてる努力目標というか、テーマに合致している色の一つなので、積極的に使う事にした。

ブルーグリーンを一束取り出して、先入観や何もかもを取り除いてじっと見てみる。すると昔感じた、この色の美しさが胸に迫って来た。
そうか。この色、他の色との組み合わせで、非常に濁ってしまう色なんだな。相手(他の色)を受け止めて、相手を立てて(目立たせて)、自らは濁ってしまう色なんだ。それでビーズ屋で他の色と並んでいると、前に出て来なくて、「わざわざこの色でなくても」と思わせてしまうわけだ。

こうなると、意地でもこの色の魅力を前に出してあげたいよね。僕らしさも出しながら。相手を引立てる魅力っていうのも出してあげたいよね。
で、こんな感じにしてみました。
ちょっとウルトラバロックというか、南米のキリスト教の意匠なんかも意識しながら。

どう?
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写真だと駄目か(笑)。
光が当たって透けたときなんか、ぞくっとするんだけどね。

5歳ぐらいの時、近くに住んでいた、おねえさん、今は顔は覚えてないけど、奇麗な髪で、良い香りがした・・・何故かそんな記憶がよみがえる様な、せつない想いのする色。


ところでこのブルーグリーン。僕はチェコ・ビーズの中でも、1、2位の色だと思います。
アメリカではイタンリアンがやっぱりブランドで、アンティークはさらにその上。それはやっぱり深みがあって、僕も集めているので本当によく分かる。チェコはそのだいぶ下の扱いだ。
でもチェコにはチェコの良さがある。イタリアン信仰の強い人は、チェコを上手く扱えていない細工師に多いと思う。

チェコにはチェコの良さがある。
職人達の良心が詰まった名色が沢山ある。
このブルーグリーンなんか、本当にその最たるものじゃないかな?
先に言った様に、この色だけを見ていないと、この発色に出来ないんだよね。
本来のブルーグリーンは、こんな色じゃないしね。
この色目の調整具合に、チェコの歴史とか、風土的な美しさとか、文化の高さを感じるんだよね。


*写真の商品:ライター・シース
 納品先:NEW DEAL(新潟)、ストック用
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by oglala-beads | 2007-09-07 21:17 | 素材関連

所帯

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最近の空を見る限りは、もう秋だ。秋から冬はすべての色に濁りが無くて好きだ。
歩いているだけで勉強になる。
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少し前の作業日誌に載せた、WHOLの岡林さんとのコラボ・ブレス(彗星模様とペヨーテ)、もう売れてしまったらしい。ほとんどのお客さんが、見る間の無かった勢いだ。

同じく、少し前の作業日誌に載せた、ペヨーテのバングル6本も、入れてすぐに完売したらしい(NALU)。

すごいな。嬉しいのと同時に、今まで怖くて躊躇していた今後の方向の一つを、思い切って踏み出す勇気が出た。お客さん、お店の皆さん、どうもありがとう!

これからは、スペシャルっていうか、ワンオフ、つまり一点ものに力を入れていこうと考えてます。思った以上にお客さんは育っていて、ちょっと驚いた。通常ラインではもう収まらなくなってきてるんだよね。逆に僕がお客さんの進歩についていってなかったような気もします。
気が小さいもんで。
なかなか自分に自信を持つのは大変な事なんですよ。
今までも、これからは一点ものに力を入れたいと思っていたんだけど、当然値段も高くなってしまうから、自信無かったんですよね。まあ、今でも売れ残ってしまうかもしれなくて(その可能性の方が高い様にも思うんだけどねー笑)怖くて仕方ないんだけど。

ともかく、そういったワンオフの発表・・・販売の場として、今アシスタントが頑張って作っているウェブを考えてます。10月には出来上がりそうです(実に2年がかりでした)。小売りも卸も対応です。お楽しみに。
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少し前、コロが庭の端で何かに向かってワンワン吠えていた。見に行ったら、セグロアシナガバチが巣を作っていた。こちらが悪さをしなければ襲っては来ない蜂なので放っておいたのだけど、数日後、コロが悪さをしたらしく、襲われていた。
そうなると話が別で、処置しようと蜂の巣退治用の殺虫剤を買って来たんだけど、夜になっていよいよ始めようかと思った時、今まで鞣しをしていて、ブ〜ンと飛んで来ては腕にとまって汗を舐めたりして、気分を結構なごませてくれたり、僕が花に水をやっていたら、必ずやってきて、いつも同じ鉢の水を飲んでいた事なんかを思いだして切なくなって来た。

「・・・ごめん。俺、やっぱりあいつら殺すの、嫌だなあ。殺虫剤に弱い蜂だから、これ撒いたら反撃する間もなく全員死ぬよ。だってなあ、悪いのはコロやろ?あいつら、なんも悪くないんだもんなあ・・・」

配偶者も理解してくれて、殺さない事になった。かわりにコロを躾けないといけない。
でも、前の日に襲われたのが余程怖かったと見えて、それ以来蜂の巣にはソ〜っと近づいて様子を見る程度で、悪さはしなくなった。早まらないで本当に良かった。

さて、その頃はまだ女王と働き蜂10匹程度だったのが、今日見ると、新女王だか働き蜂だか分からないけど、なんせメスと顔が白いオスが非常に多くなっていた。
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ちなみにオスは刺さないので心配ない(ハチの毒針は産卵管が進化したものといわれている)。

新女王がこれだけ増えたこの巣を見て、感慨深かった。来年、また彼女らが新しい巣を近く(・・・とは限らないけど)に作って、害虫を退治してくれるだろう(アシナガバチは益虫です。余程生活圏に居ない限り、駆除しない方が良いと、僕は思います)。
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by oglala-beads | 2007-09-06 20:28

どんくさ夫婦

僕が言うのもなんだけど、配偶者の料理はおいしいと思う。新メニューにも果敢に挑戦している。
今回はタコさんウィンナーに挑戦したようだが・・・・

・・・マンボウ?
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浜に打ち上げられてひからびたタコ
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花に挑戦したらしい
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届いたナイフで早速指をザックリと切ってしまった(笑)。
届いた早々のナイフは、一カ所に返りがあったので、徹底的に研ぎ上げて、自分好みの刃にしたんだけど、それをシースから出す時に、ぼんやりしていて指を沿わせてしまっていた。
本当は2〜3針ぐらいなんだけど、病院行くのが嫌で、テーピングで止めている。
左手薬指なので特に強烈な影響が仕事に出る訳ではなくて良かった。

・・・非常に良く切れるナイフでした。。。

それにしても、俺ってもしかして、どんくさいんだろうか?

062907、乾かして保存中。手が治ったら再開予定。
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by oglala-beads | 2007-09-05 14:29