カボチャとネズミとフクロウと

先日、私がfacebook上で投稿した写真に関して、尊敬している写真家の宮崎学先生と交わしたやりとりが大変に面白く、前々から言っているメディスンホイールの一端の話が非常に良い具合に表れておりました。残念ながらfacebookでのやりとりは一過性のものであります。それではもったいな過ぎるほど面白い話ですので、先生に許可を頂き、ここに転載させて頂きました。広く色々なお立場の方の目にとまることを祈ります。なお、本文中は敬称を省略させて頂きました。宮崎先生並びに先生のファンの皆様、どうかご容赦下さい。

本文===
ここ数日、農業被害の相談が多い。それでいくとアライグマは僅か一ヵ所、最も良い場所を占めているだけで外に出ようとしていない。ハクビシンが進出中。アナグマは地味に気紛れの様な被害。そんな中でよく分からないものが出た。
噛み跡の大きさはクマネズミの様に見えるのだけど、直径10cmほどのカボチャを数メートル動かしていた。最初テンかと思ったが、地味な歯形がそれとは違って 齧歯目の様。私はヌートリアの被害を見たことが無いんですが、こんな感じなんだろうか。
e0114922_17542257.jpg


宮崎 学 ===
さて、誰だろう…?
このカボチャには、まだ、未練があって囓りそうなカンジ。
カボチャにセンサーとりつけ、触ったらシャッターが切れる。そうやって確認するのがイチバンよさそうだけれど。

岡居 宏顕 ===
宮崎先生、コメント拝読して、さすがだなあーと、配偶者と二人ニヤニヤが止まりません。私は、写真に関しては自分で撮る気がなかったのですが、そう考えるとやってみたくなりました。

宮崎 学===
10cmのカボチャ。数メートルの移動。この歯型。
あくまでも推測ですが、クマネズミの成獣の可能性がいちばんですね。獣害ひとつにしても、まだまだ正確に確認できずに予想が一人歩きしてしまっているところがあります。
そんなところも調べたいのですが、農家の協力がしっかり得られないとなかなかやりにくい面もあります。

岡居 宏顕 ===
あー、予想が先生と一緒で物凄く嬉しいです。それにしてもクマネズミとは厄介ですね。どういう訳か今年は村で多いのか目立つんです。先生はあれを捕まえるの得意みたいですが頭良すぎて私には。
村の協力という点ではうちはやりやすいです。どこにカメラ置いても皆さん喜んで協力してくれます。もし先生の撮影に使えそうな題材があったら、後に残すためにも、啓蒙の為にも、どうか使ってやって頂けると嬉しいです。

宮崎 学 ===
クマネズミ対策でしたら、やっぱりフクロウに活躍してもらうのがイチバンです、ね。
写真のような「止まり木」設置をやっていけばカンタン。(岡居注:写真は著作権もありますのでここには転載いたしません)

岡居 宏顕 ===
うわ!なるほど、そうやって見ると全然この写真の意味が違ってくる!あ〜、すいません、私はまだまだ先生の写真を読み解けていなかったです。鳥肌だぁ〜。有難うございます。早速誘導してみます。

岡居 宏顕 ===
実はこの畑、今年からカラス対策として、天井(?)にヒモをはったんです。はる前はカボチャをこの様に食べられた事は無かったそうです。完璧に符号しましたね。

宮崎 学 ===
ネズミは、超音波を出して会話しますから捕食関係にあるフクロウはその会話活動を必ず聞きつけてやってきますから、ね。
昼間は、ノスリがフクロウの代わりをやりますので。。

岡居 宏顕 ===
有難うございます。ちょうどトマトも終わり、カラス避けの必要が無くなったので、即刻外す様に進言して参ります。この畑の奥は谷で、そこに猛禽類が巣をかけ ています。そうそう、最近、地面に広げてあるビニールシートの下をクマネズミが移動経路として使いたがるのに気付いたのですが、それもフクロウから見えな い様にだったのかもしれないですね。
[PR]
by oglala-beads | 2013-09-01 17:54 | 共生のサイン
<< 色の変わるビーズのお話 届くかな? >>